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【話すと友達が減る】世にも不思議な世界の都市伝説10選

加藤広大 加藤広大


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7. 未来を予知する黒い箱

いかにも眉唾な話ですが、「ランダム・イベント・ジェネレーター」という。未来を予知する小さな黒い箱が存在しているそうです。

単純な計算機が組み込まれたシンプルなこの機械は、計算によって1と0をランダムな数列として吐き出すだけのものですが、世界中に40機が設置され、吐き出したデータはプリンストン大学の中央サーバーに集められているそうです。

ある日のこと、ランダム・イベント・ジェネレーターが吐き出す0と1の数列に、大きな偏りが生じます。その日は英国の皇太子妃、ダイアナの国葬が行われた日でした。そして9.11の数時間前、それまで事件が起こった時、または最中にしか反応していなかった小さな黒い箱はあたかもこれから起こる世界的な大惨事を予言するように、それまで吐き出していた数列とは劇的に違うものを吐き出しました。

この機械が、適当な工作好きのおっさんが作ったものであれば大した話題にもならないのでしょうが、このプロジェクトには世界中の頭脳、それこそアメリカからイギリス、オランダ、ドイツを含む40を超える国々から70人強の著名な科学者が名を連ねています。

一見して非常に胡散臭いこの実験に、まじめに取り組んでいる科学者が確かに存在しているのです。そしてその真偽は、今なお議論され続けています。

最近、この装置は再び異常な数列を吐き出しはじめ、科学者たちはそれをグラフにし、何が起こるか解読を試みたそうです。その結果、何度計算しても導き出される答えは「42」という数字でした。これには全世界中の科学者が震撼し、怒り狂った哲学者が研究室に殴りこんできて「要求することを要求」してきた事案も報告されています。

もしかしたら近々、生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問の答えがついに判明するかもしれません。

https://www.machikado-creative.jp/wordpress/wp-content/uploads/2016/05/lgi01a201312262300.jpg

8. 「かごめかごめ」に隠された謎

外国ネタばかりでしたので、日本の都市伝説もひとつご紹介したいと思います。その中でも口裂け女と並び有名なのが、童謡「かごめかごめ」に関しての逸話でしょう。

この歌、もう本当にいろんな解釈がありまして、ヘブライ語解釈、徳川埋蔵金の在り処説、芦名埋蔵金の在り処説、遊女のことを歌ったんだよ説、いや囚人のことだよ説、明智光秀と南光坊天海は同一人物だったんだよ! 説、降霊術説、呪術説、などなど、挙げればキリがありません。

また、歌詞もその地方によりけりで、「鶴と亀」のくだりも明治期以降に成立したと考えられている説もあります。ですので、もうこの歌の存在自体が都市伝説でいいんじゃないだろうかと思うのですが、一番ロマンがありそうなのはやはり「徳川埋蔵金説」でしょうか。

方々で語られていますが、「かごめ」とは籠の目を指し、籠の目は良く見ると六芒星の形をしている。「かごのなかの鳥居」を徳川家が関東で建立した神社仏閣を線で結ぶと、その形は六芒星に酷似する、その中心にあるのは日光東照宮。有名な「見ざる、言わざる、聞かざる」の3匹の猿が見ている方向には眠り猫の門があり、その先の階段を上った先にあるのは徳川家の墓、そして「後ろの正面だあれ」は、墓の後ろ(下)に祠があることを暗示しているそうです。

ちなみに、都市伝説で「どこかで何かが眠っている」系の話をした時のオチではよく「その場所は掘れない、なぜならば掘ってしまうと日本の歴史に関わる重大な秘密が暴かれてしまうからだ」というクリシェが使われます。これは各国の史跡でも利用できますので、オリジナルの埋蔵金、陵墓を掘る関係の都市伝説を創作する際には、ぜひともご使用くださいませ。

https://www.machikado-creative.jp/wordpress/wp-content/uploads/2016/05/toshogu-shrine-477813_960_720.jpg

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