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【話すと友達が減る】世にも不思議な世界の都市伝説10選

加藤広大 加藤広大


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5. 狂気の実験、フィラデルフィア計画

都市伝説好きの方にはお馴染み、1943年にアメリカでおこなわれた「フィラデルフィア計画」も、また多くの方が興味を持ち続けている都市伝説のひとつです。

この事件は狂気のマッドサイエンティスト、ニコラ・テスラ大先生が1931年に設立したレインボー・プロジェクトの一環としておこなわれた実験で、要は船(戦艦や駆逐艦)をレーダーに映らないようにして、戦争や諜報の際に優位に立とうという目標のもと進められていました。

その後、実験は超絶天才フォン・ノイマンに引き継がれ、1943年、奇しくもこれはテスラが亡くなった年でもありますが、駆逐艦「エルドリッジ」に船員を乗せ、人体実験がおこなわれることとなります。ニコラ・テスラからフォン・ノイマンへ、この1文だけでも都市伝説臭全開ですが、実験は驚きの結果を迎えます。

実験当日、超兵器「磁場発生装置テスラコイル」のスイッチを入れたエルドリッジ号は、当初レーダーに映らないという目的を達成するも、突如謎の発光体に包まれはじめ、レーダーはもとより、観測者の目の前からも完全に消え去ってしまいます。

船が発見されたのはフィラデルフィアから2,500kmも離れたノーフォークでした。その数分後、再び発光体に包まれた船体はフィラデルフィアに帰還します。

ここまででもかなりの問題ですが、本当の地獄はここからでした。船内の乗員は自然白化現象によって燃え尽きる、半身だけ透明になってしまう、壁の中に吸い込まれる、甲板に身体が溶け込むなど、まさに地獄絵図の様相を呈し、実験の結果は「船は消えたけれども、行方不明・死亡16人、発狂者6人」というものでした。

この結果を受けた海軍上層部は「これちょっとみんなに言えないよねさすがに」と、実験そのものを隠蔽し、闇に葬り去ってしまいます。

あまり知られていませんがこの話には実は続きがありまして、行方不明の乗組員である数名は1962年にエディンバラ、1974年にギリシャ、1980年にイタリアでそれぞれ身元不明の遺体として発見されています。遺体の状況はそれぞれ違いますが、多くの場合は半身が融解している、壁にめり込んでいたなど、フィラデルフィア実験で船員が巻き込まれてしまった状況に酷似していたそうです。

https://www.machikado-creative.jp/wordpress/wp-content/uploads/2016/05/submarine-168884_960_720.jpg

6. エルビス・プレスリー生存説

ちょっと残酷だったり、怖かったりするものが多かったので、口直しにひとつ陽気な都市伝説をお話します。見出しだけで完結してしまうのですが、今でも全世界で目撃されている(と言われている)エルビス・プレスリーは死んでいなかった、という話です。

エルビスは1977年にこの世から旅だったと言われていますが、ボストンでは青いレーシングカーを運転するエルビスが目撃されていますし、「ホットドッグを購入しようと並んでいたら、後ろから『ラブ・ミー・テンダー』が聴こえてきたので上手いもんだなあと振り向くと、歌っているのはエルビス本人だった」という接近遭遇も報告されています。

また、とあるベルギー人の話によれば、エルビスを市場で見かけた時に彼が「宇宙人に連れ去られて頭に細工をされた」と言っていたとの垂れ込みも確認されています。

このように、世界中で目撃例のあるエルビスですが、某UFO研究家が近年歴史に残る発見をしています。彼がNASAの火星探査車「マーズ・ローバー」から送られた画像を分析したところ、火星の崖に「ロック史上最高の服装」と言われた白いジャンプスーツを着用したエルビス・プレスリーの姿が確認されたのです。

もちろん日本での目撃例もあります。外国人からの予約だと思っていたら、来たのはエルビス・プレスリーだった。フラダンスの大会に審査員として招かれていた(ついでにブルーハワイを歌って帰った)などなど、目撃例は枚挙に暇がありません。

エルビスのみならず、死去してしまった有名人に存命説が流れるのはもはや都市伝説の様式美です。最近ならばマイケル・ジャクソン、デヴィッド・ボウイ、遺産問題があらかた片付いた頃にはプリンスの生存説もきっと出てくることでしょう。

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