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3度も経験した私が語る腸内視鏡検査(大腸ファイバー)

沢葦夫 沢葦夫


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またまた鮮血反応が

ところが一昨年の暮の便潜血反応の検査で、また陽性になってしまった。去年なんでもなかったのだから、急になにかが起こるとは思えない。気軽にまた健診センターの門をくぐった。

しかし問診の医師は、「いやね、腸は曲がりくねっているから、死角があるんですよ。前回、見落としちゃったかなあ・・・」とぼそぼそ言う。

もし病変が見つかったらと想像し、胸がどきどきした。 ベッドに横たわり、朦朧とする頭で自分の腸内を探るスコープのモニター画像を見ながら、医師の説明を聞いた。15分から20分で終わるのだが、異常なしを告げられるまでは気が休まらないのである。

結局、今回も異常なし。

会計まですべて終わると午後の3時だった。駅をふらふら歩いていたら、なんとまだ夕方の3時半だというのに立ち飲み屋がやっていた。そこで焼き鳥を食べた。先ほどまでモニター画面で見ていたものを思い出したがシロモツやモツ煮を注文し、鎮静剤の後のビールが効いて何だか幸せな気分で夜まで飲んだ。

今年も検査がある。だがもうひっかからないだろう。腸の内視鏡検査は、胃カメラ以上に苦しく痛い検査だという認識の人も多い。検査せずに過ごしてしまう人もいるようだが、それでは健診の意味がない。痛くも怖くもないので、潜血反応があった人は必ず受けることをお勧めしたい。

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