• MV_1120x330
  • MV_1120x330

年末賞与の展望とクリスマス、年末商戦の経済効果

沢葦夫 沢葦夫


LoadingMY CLIP

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

より買いやすく・利用しやすくすることで経済効果は拡大する

バレンタインのチョコレートは「義理用」なら数百円で購入できます。お財布事情が悪くても、このくらいの出費は難しくないでしょう。クリスマスのケーキや外食にしても、一夜限りの話なら財布のヒモもゆるみます。恋人となら、ちょっと無理して高価なディナーをプレゼントするかもしれません。

つまりイベントや経験という「コト消費」では、「買いやすい・利用しやすい」ことも重要で、これに購入や利用の大義名分(クリスマス等)がつくことで大きな消費を生むのです。クリスマス向けにパッケージされた商品や、2人で食べきりサイズの小ホールのケーキなど小分けにされた商品を用意することで販売チャンスが広がります。品揃えが増え、購入や支払い、受け取りの手間が簡単になってきたインターネットも同様で、調査会社によると米国の2016年のクリスマス商戦は、ネット販売が実店舗の販売と肩を並べるか、場合によっては超えるとの予測もあるほどです。

また購入できないものをレンタルする機会も高まるでしょう。ハロウィンの衣装などが当てはまります。考えれば、まだまだなにかあるかもしれませんね。

どうでしょうか。バレンタインやハロウィンやクリスマスなどのイベントは、国を挙げて広報宣伝活動をしてくれているようなもの。商売を営む方ならば、ご自分のビジネスに商機として利用してみるのも手です。

そして消費する立場の方は、少し期待できそうな年末の賞与ならば、これまでとは違うイベント(経験)にお金を使ってみてはいかがでしょうか。新しいビジネスを育てるという意味では、それもひとつの経済への貢献と言えるでしょう。

街角のクリエイティブ ロゴ


  • このエントリーをはてなブックマークに追加

TOP