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年末賞与の展望とクリスマス、年末商戦の経済効果

沢葦夫 沢葦夫


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クリスマスを含めた年末に、どの程度消費が増えるのか

下のグラフは、2015年の月別の世帯(二人以上)における消費金額の推移を表しています。1月から順に見てみますと、支出が増えそうな正月はそうでもありません。お正月三が日を過ぎると仕事モードになるからでしょう。2月は商売が繁盛しないと言われるように、支出がもっとも落ちます。そして支出が多いのは入学や転勤の時期となる3月です。昇給・昇格をしても給料が大きく増えるわけではありません。決算賞与が出る企業もひとにぎり。つまり三月は家計がショートする危険があるので気をつけたいところです。

6月でいったん下がった消費支出は、レジャーシーズンの8月と、行楽シーズンの秋とハロウィンがある10月にふたたび上昇します。そして12月を迎え、消費が大きく増えるのが分かります。クリスマス商戦、忘年会など正月に比べると出費の期間が長い月とも言えます。年末の賞与でこの12月と1月、支出の多い3月と4月を支えなければなりません。月々の給与の平均が上昇してくれないと、年末のボーナスで派手な買い物は難しいかもしれませんね。

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