外出が楽しくなる季節といえば春。近場でお花見やピクニックをするのもいいですが、少し遠出して一泊二日で旅行に行けると最高ですよね。春は桜を筆頭に様々な花を楽しめるので、その季節にしか味わえない風景を楽しむことができます。
今回は編集部が厳選した、春におすすめの一泊二日で行ける国内人気旅行先をご紹介します。
【弘前】桜といえば弘前公園! 弘前さくらまつりをめぐる旅
出典:弘前さくらまつり
日本三大桜名所の中のひとつである青森県・弘前公園。東京ドーム10個分にも渡る広さに2,600本の桜が咲き乱れます。弘前公園は津軽藩の弘前城だった土地を、明治期に公園として一般公開したもの。なので公園内には天守閣があったり、外堀があります。外堀はぐるっと桜に囲まれており、本当にきれいです。特に見所は、西堀。約300mに渡り続く桜のトンネルは思わず見とれてしまうほど綺麗です。
ボートの貸出しなどもあり、堀の上からだけでなく、下からも桜を眺めることができます。そして夜にはライトアップされるので、夜桜も楽しめます。昼とはまた別の美しさがありますので、ぜひ昼も夜も見てみてくださいね。とにかく桜を楽しみたい! という人はぜひ弘前公園に足を運んでみてください。
【那覇】一足速く海で泳ぐのはいかが? 春の沖縄旅行
出典:たびらい
沖縄といえば、夏に旅行へ行くイメージがありますが、実は春に旅行に行くのも楽しいんです。沖縄は本島に比べると暖かいため、海開きのタイミングも早くなっています。沖縄では1番早いところだと、3月下旬から海開きとなります。那覇空港から15分のところに位置する人工ビーチ「波の上ビーチ」も4月上旬には海開きとなります。
平均気温は20度と本島に比べると大分暖かいです。一泊二日だと少しバタバタしてしまいますが、効率よく過ごせば海もグルメも観光もできますし、十分沖縄を楽しむことができます。一足早く夏気分を味わいたい! という方はぜひ春の沖縄に行ってみてくださいね。
【笛吹】日本一の桃の里で、桃源郷春まつりを楽しむ!
出典:Travel.jp
山梨県・笛吹市では3月中旬から4月中旬の1ヶ月の間、「笛吹市桃源郷春まつり」が実施されます。こちらのお祭りでは、桜だけでなく、桃の花が楽しめます。笛吹市の桃の木の数はなんと30万本! 高台から見下ろし見える、町全体に薄桃色の霧がかかったような情景は本当にキレイです。この季節にしか楽しめない景色ですので、ぜひ1度足を運んでみてほしいです。
また笛吹市には、
【河津】誰よりも早く桜が見たいなら、河津桜祭りへ!
出典:ぐるたび
桜というと3月下旬から4月上旬にかけて咲くイメージがありますが、2月から3月にかけて咲く早咲きの桜があります。それが河津桜。河津桜は静岡県の伊豆半島の東部に位置する河津町に原木があることから、この名前が付けられました。そんな河津桜が咲き誇る時期に開催されるのが河津桜祭り。通常の桜よりも少し濃いピンクの桜並木や、伊豆名物などが食べられる出店でグルメを楽しむことができます。
一足早く春を楽しみたいという人にはぴったりです。また河津町は伊豆半島に位置しており、近くに温泉もあります。伊豆観光や温泉を楽しみつつ、ぜひ河津桜祭りに足を運んでみてください。
【大野】期間限定でしか見られない絶景! 越前大野城
出典:越前大野城
福井県大野市にある「越前大野城」。この大野城ですが朝に特定の場所から見ると、まるで天空に浮かぶお城のように見える、と人気の観光地となっています。しかもこの天空の城は冬~春にかけてしか見られないんです。またいつでも見られる景色ではなく、前日に雨が降った日など湿度が高く、日中と翌日朝方の気温差が大きく、風が弱い、などの条件が揃うと現れます。
天空の城の景色は、かなり幻想的です。この絶景スポットですが、大野城から約1km西にある犬山城址の南出丸下から見ることができます。犬山の登山道を徒歩で登る必要があること、気候によるものなので見られない可能性があることにご注意下さい。
【蔵王】花もいいけど、この時期しか見られない雪景色を堪能!
出典:蔵王町観光物産協会
桜や桃の花などの花を楽しむのもいいですが、この時期しか楽しめない雪景色があるってご存知でしたか? そんな雪景色が楽しめるのが山形県の蔵王。冬に積もった大量の雪が除雪されると、道路の両側には数メートルにも及ぶ切り立った雪の壁が出現します。そんな雪の壁の中をドライブ・ツーリングできるのが、蔵王エコーライン。
車から降りて、撮影もできます。雪で出来た真っ白な壁は正にフォトジェニック。思わずインスタにアップしたくなります。4月下旬までは冬期閉鎖となっておりますのでご注意下さい。また、このエコーラインの先にある「御釜(五色沼)」もかなり絶景スポットですので、そこまで足を伸ばしてみるのも楽しいですよ。