レコードを買うついでに、一度は見学してみたい「宮城峡蒸留所」
私が仙台旅行をした際には、本当にレコード購入して、ジャズ喫茶に行って、飯食って寝るだけ、または『ジョジョの奇妙な冒険第4部』ゆかりの地を探訪しかしたことがないのですが、ひとつだけ観光っぽいことをした経験があります。それは、宮城峡の蒸留所見学です。
荒んだ心が癒やされる澄んだ大自然に囲まれた宮城峡(出展:NIKKA WHISKY)
ウイスキーの製造工程やニッカウヰスキーの歴史などを無料で見学でき、最後に試飲まで付いてくるという至れり尽くせりの見学ツアーは酒好きには持って来いですが、二日酔いの状態で行くと、ポットスチル見学時に漂う匂いで完全にヤラれるので注意が必要です。
注意といえばもうひとつ。当たり前といえば当たり前なのですが、蒸留所というものは大自然の中にありますので、アクセスが非常に悪く(仙山線は楽しいですが)、バスもなかなかやって来ません。移動をスムーズに行いたい方はタクシーを呼んでおいたり(それでも数十分前に連絡する必要がありますが)しておいた方がよいでしょう。
ちなみに、見学の最後に試飲があり、その試飲会場を出ると「お土産コーナー」というなんとも商魂たくましいアトラクションが用意されているのですが、そこで売っているウイスキーの原料でもある麦芽を使ったおつまみ「スナックモルト」は、ビールやウィスキーのおつまみにぴったりなので機会があればぜひとも購入してみてください。
後記
仙台に旅行(という名の修行)に行った結果、仙台はレコードが安く飯も酒も美味い、という衝撃の事実が判明しました。上手く立ち回れば安くレコードを手に入れた差額で、仙台旅行もできる。なんてことも不可能ではありません。まさに一石二鳥の仙台レコード探訪、音楽好きの方はぜひ一度旅行してみてはいかがでしょうか。あ、帰りにも駅弁を購入するのを忘れずに、私はいつも『牛肉どまん中』です。
以上、仙台はいろいろとウマい。という話でした。