どの程度の速度で下降するのでしょうか
坂道の頂上をすぎたばかりの自転車は、まだゆっくりと下り始めるだけす。がしかし、下れば下るほど速度が増す。人口が減ることでお財布の数が縮小します。どの会社も売上が厳しくなり、給与の支給も渋いものになると予想されます。すると、結婚や子供を望む若い人がさらに減ってしまうことになりかねない。出生率は低迷したままで、人口減少に拍車がかかってしまう危険があるわけです。
日本の人口もいままさに下り坂に足を踏み出したところ。それでも大手の予備校の校舎が閉鎖され、出生率の減少で老人が増えることで、地方の大型小売業でも不採算店から閉店させられています。人口の減少は、毎年来店するお客さんの母数が減ってしまうこと。そうなると顧客獲得の競争がさらに苛烈さを増していくことは必定です。