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イカした盤からおもしろ盤まで、顔面アルバムジャケットの世界

加藤広大 加藤広大


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現在も制作され続ける顔面アルバムジャケット

最近はアルバム・ジャケットとひとくちに言っても、CDショップで手にとって買うこともだいぶ少なくなりました。AppleMusicでもSpotifyでも、家だろうが公衆便所だろうが、今はどこでも音楽がダウンロードできます。

それにともない、レコードからCD、そしてダウンロードへと、目の前に表示されるジャケットのサイズは随分小さくなったなと個人的には感慨深いものがあるのですが、よく考えたら小さくなったそのサイズは、レコードに同封されていたカタログくらいの大きさですので、今はネット上で大量のカタログがあるようなものですね。本当に便利になりました。

今やなんでも即座に検索できるネット上では、カタログを新着順や売れ筋順に即座にソートすることが可能です。さすがに「顔ジャケ」で並べ直すことはできませんでしたが、iTunesストアにて新着順にソートしてみたところ、今でも顔ジャケはたくさん存在しております。

たとえば、薬師丸ひろ子は『Cinema Songs』にて物憂げに頬杖ついておりますし、GACKTのシングル『キミだけのボクでいるから』も、イラスト顔ジャケの力強い系譜を感じることができます。

 
他にもMs.OOJAの『AGAIN』、ラナ・デル・レイっぽいレイアウトのsébuhiroko『L/GB』などなど、顔面の大きさは違えど、大量に制作されていることが分かります。

最近の大物歌手でも、ノラ・ジョーンズが『Day Breaks』で前作『Little Broken Hearts』に引き続き顔ジャケをご披露し、アリシア・キーズも『HERE』にて美しいモノクロ顔ジャケをリリースしていましたね。

 

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