12. 「地獄の黙示録」UH-1
「アメリカン・スナイパー」や「コマンドー」など、数多くの作品に登場するアメリカ軍のヘリコプター“UH-1”を、最も効果的かつクレイジーに使用していたのは、やはり「地獄の黙示録」でしょう。
ビル・キルゴア中佐の隣に乗り込んで、サーフィン談義をしながら爆音で『ワルキューレの騎行』を聴く経験は、プレイメイトを独り占めする以上の贅沢であることは言うまでもありません。
13. 「フィフス・エレメント」空飛ぶ屋台船
リュック・ベッソンが手掛けたSF映画「フィフス・エレメント」。主人公のコーベンちゃんが使用する空飛ぶタクシーも捨てがたいですが、他にも空中に文字通り「船」のように浮かぶ移動販売屋台船の印象は妙に心に残ります。
その非常にSF的でありながらも古き良きビジネスモデルは「何か商売でもはじめようかな・・・」と思い立ったとき、つい頭を過ぎってしまいます。
14. 「攻殻機動隊シリーズ」タチコマ
士郎正宗原作の攻殻機動隊シリーズに登場し、キュートなAIを持つ多脚戦車(思考戦車)タチコマも、また魅力的な乗り物のひとつ(ひとり)です。後部のポッドに人が登場できるようになっており、乗り心地は非常に悪そうですが・・・その経験は並列化したいほどプライスレス。
厳密に言うとアニメシリーズが主体なので映画の乗り物には相応しくないかもしれませんが、「攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D」で「タチコマな日々」を上映していたということで、ご容赦願えますと幸いです。
15. 「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」SDF-1 MACROSS
アニメに話が向きましたのでもう一本アニメから、今や大人気シリーズとなったマクロスシリーズの劇場用作品「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」に登場する巨大宇宙戦艦マクロス“SDF-1 MACROSS”です。
6万人弱の人員を詰め込み、市街地までもが建設されているそのスケールの大きさもさることながら、なんと言ってもリン・ミンメイ、そして早瀬未沙のご近所さんになれる特典付きなのがファンにとっては嬉しいところでございます。
まだまだ紹介したい映画もたくさんあるのですが、締切も近いのでこの辺でお開きとさせていただきます。『いちどは乗ってみたい。映画に出てくるあの乗り物15選』でした。