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いちどは乗ってみたい。映画に出てくるあの乗り物15選

加藤広大 加藤広大


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4. 「ブラッド・ガッツ」ポンティアック・ルマン

米国の映画監督、ジョー・カーナハンの長編映画デビュー作。潰れそうな中古車屋の経営者2人に持ちかけられた「1963年型ポンティアック・ルマン。預かるのは48時間。報酬25万ドル」からはじまるシンプルなストーリーは、良く言えばネオ・タランティーノ的であり、悪く言えば「よっ! 低予算」なカルト的名作です。

「車の中に謎が隠されている」カルト映画としては、1984年にアレックス・コックスがメガホンを取った「レポマン」という怪作もありましたね。いつの世も、映画に出てくる車のトランクには、夢と謎と死体が詰まっているのでしょう。

5. 「AKIRA」金田のバイク

東京オリンピック前の2019年には、ネオトーキョーのどこかで真っ赤なバイクに跨った健康優良不良少年の姿が見られるのでしょうか。さて、ご存知「AKIRA」の主人公、金田正太郎の愛車である、通称“金田のバイク”です。

一般ピーポーにはピーキー過ぎて乗りこなせないかもしれませんが、AKIRA好きなら一度は乗ってみたいマシンですよね。個人的には、侠気番長山形よろしく、鉄パイプを引きずりながら火花を散らすアクセントもあわせ技として使いたいところです。

6. 「モーターサイクル・ダイアリーズ」ポデローサ号

チェ・ゲバラの南米旅行記をもとにした映画「モーターサイクル・ダイアリーズ」で“ポデローサ号”と呼ばれたバイクも、いちどは乗ってみたい代物です。

数々の名車を生み出したノートンの「ノートン500」を駆る若き医大生のゲバラと、喘息持ちの放浪科学者、アルベルト・グラナードが南米大陸を縦断する際に起きるさまざまな出来事はさておいて、とにかく「このバイクだと長距離移動はケツがヤバいだろ」と心配せずにはいられません。

7. 「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」冒頭のサイドカー

ヴィム・ヴェンダースが1998年に制作した音楽ドキュメンタリー映画「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」の冒頭、ライ・クーダーと息子のヨアキムがハバナの色とりどりな町並みをサイドカー付きのバイクで巡るシーンは、これだけで「そうだ、キューバ行こう」と観客に思わせるほどのノスタルジックを与えてくれます。

実際、キューバでは未だに1950年代のアメ車をレストア(むしろ自分でペンキを塗ったりとか、DIYに近いものもありますが、それはそれで非常に味があります)し続けて、街中至るところにクラシックカーが走っています。劇中でもその様子は伺えますので、キューバ音楽やライクーダーに興味が無い方でも十二分に楽しめる名作、そして名車たちです。

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