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20歳の自分に贈る「人生あるある」10選

加藤広大 加藤広大


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7. 歯医者には常日頃から通っておけ

二十歳の俺よ。歯医者は早めに行った方がいい。何事も早め早めがお勧めだが、特に歯医者には定期的に行くべきだ。痛くなったらもう遅いし、それが痛くなくなったらもっと遅い

行きたくないのは分かる。痛いのが嫌なのも分かる。予約が面倒くさいのも分かる。お気に入りだった受付の女の子が変わってしまったから行きたくないもの、これまた分かる。だが、通院するべきだ。虫歯が早く見つかれば、そのぶん治療にも手間がかからないうえに、痛みも少ない、そして何より金もかからない。

だいたい、歯というものは金がない時に限って痛くなるものなので、金があるうちに診てもらったほうがよい。

古来より芸能人は歯が命というが、これは市井の人でも同じである。

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8. 辛いことは時間が解決してくれる

二十歳の俺よ。おそらく向こう10年で、とんでもなく辛いことが少なくとも3回は起こる。場合によってはもっと起こる。たぶん、そりゃもうえげつないことが起きると思う。飯も喉を通らずに、夜も眠れず、胃に穴が開くこともあるだろう。時には死にたくなるかもしれない。

だがそれは、時間が解決してくれる。時間の解決能力はヤバい。金と同じくらいヤバい。しかも無料だ

だから、どんなに辛いことが起こっても、時間が解決してくれれば、そのうち笑って話せるようになる。笑って話せないこともあるのだが、それは仕方ない。でも、そんな問題すらも時間は少しずつ解決してくれる。そしてお前はその能力を持っている。

酷くまいってしまった時は、思いっきり凹むといい。だが、周りの人を巻き込んだり、迷惑だけはかけないようにするべきだ。お前の素晴らしい友人知人親類縁者たちは、巻き込まなくてもちゃんと心配してくれる。お節介なくらいに。

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