畳鰯でも名刺を制作しようとして却下される
肉名刺の件が頓挫した後、私は考えました「それなら、一体どんな食材ならいいのか」と。そしてある日ひとりで飲んでいたところ、画期的なアイデアが天から舞い降りました。
それは「畳鰯ならいけるんじゃねえかな」というアイデア以前に単なる思いつきのようなものでしたが、その時の私は忙しさからちょっとおかしくなっておりまして、すっかりイケると思い込んでしまったんですね。その後、早速連絡してプレゼンしました。
オチを言ってしまえば即刻却下されたわけですが、今回もしっかり代案が用意してあります。十重二十重に周到な準備をしてこそのいい仕事、グッドプレゼンです。間髪入れずに代案を投下しました。「それならエイヒレはどうでしょう」クライアントもこの完璧な準備には心底感激していただけたようで、感動のあまり声も出ないようでした。
名刺は普通に作りました。