世界のクリエイティブニュース

こちらが感謝したいくらいの感謝っぷり。Andy Partridge『DOMO ARIGATO GOZAIMASU』

イングランド産ひねくれポップスの帝王「XTC」のアンディ・パートリッジが昨年、日本で行われたファンイベントのためにわざわざ作成してくれた迷曲『DOMO ARIGATO GOZAIMASU』は、タイトル通り、1曲通して感謝しまくる内容となっており、どこを切り取っても一筋縄ではいかない、絡まったイヤホンコードのように複雑な往年のパートリッジ節全開の素晴らしき……あれ、これ名曲でしたすみません。

ACDCをカントリー調に演ってみたどころではない。Steve’n'Seagulls『Thunderstruck』

フィンランド出身のカントリー/ブルーグラスバンドで、「レッド・ツェッペリン」から「アイアンメイデン」、「ディオ」まですべてカントリースタイルでカヴァーするという、農機具と1年中半袖短パンの小学生のような薄着が特徴のバンド「Steve’n'Seagulls（スティーブンシーガルズ）」が演奏するACDCの『Tunderstruck』は、カヴァー曲の中でもクオリティ、人気共に大成功を収めた稀有な奇盤と言えるでしょう。

なぜか現在YouTubeの再生数は2,000万PVを軽く超えており、「こりゃ世の中気が狂ってきたな」と嬉しくならずにいられません。こういう洒落の効いた曲がもっと流行ることを祈ります。