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女子に嫌われたい時にカラオケで歌うべきおすすめ曲5選

岡本拓 岡本拓


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巷にあふれる「カラオケデートの時に歌いたい曲5選」のような記事。異性にモテるにはどんな曲を歌えばいいのか、安っぽい講義を垂れ流されるのに辟易している人も多いはずだ。

一方で不思議なことに、「嫌われる曲」をまとめた記事は存在しない。しかし、生きていると色々あるもの。「どうしてもこいつに嫌われたい!」と思うことだってあるだろう。

そこで今回は「どうしても女子に嫌われたい時にカラオケで歌うべき曲5選」を紹介。「空気読めないやつだな」とほんのり嫌われる曲から、「絶対ムリ生理的にムリ!」と徹底的に嫌われるまで、段階に応じて取捨選択してほしい。

1. マキシマム ザ ホルモン「え・い・り・あ・ん」

Reference:YouTube

マキシマム ザ ホルモンの曲の中に頻出するデスボイスは、聞いたことのない女子も多いはず。普段おとなしいイメージのある人がこれをやれば、悪い意味でのギャップでドン引きされる可能性が高い

(実際に筆者は、マッシュルームカットで普段イジられキャラの友人とカラオケに行った際、中途半端に上手なデスボイスを披露され絶句した経験があることを追記しておく。今でこそ、そういう音楽ジャンルがあることを知っているので何とも思わないが、何も知らない人が見たらインパクトは大きい)

2. ミドリカワ書房「片想われ」

Reference:YouTube


出典:Amazon

とにかく歌詞がヒドいと、サブカル界隈のごく一部から絶大なる支持を集めるミドリカワ書房。彼の曲の中でも、とくに女性ウケの悪い曲が「片想われ」だ。

やりたい時に好きなだけ やれる関係でいいなら
考えたっていいけど 付き合ってもいいけど
(中略)
乳は結構あると思われる
平凡なルックスだけどなんか可愛く見えてくる

と、とにかく歌詞がサイテーな内容。男の無責任な面が描かれている。クリスマスまでにクラスの女子全員を敵に回したい人はぜひ覚えておきたい一曲だ

3. 小沢健二「天使たちのシーン」

Reference:YouTube

大名曲だが、とにかく長い。いくつかのバージョンがあるが、一番長いもので13分以上もある。カラオケに換算すれば3~4人分の時間をとることができるので、フリータイムではない時に歌うと効果絶大だ。「こいつ空気読めないなー」とほんのり嫌われたい時にオススメの一曲である。

4. カジヒデキ「甘い恋人」

Reference:YouTube

男子には幻想を見ているくせに、男子がピュアすぎると「キモい」「夢見過ぎ」「童貞乙」と批判してくる生き物、それが女子だ

カジヒデキの曲はどれも爽やかでメロウな気持ちにさせてくれる秀作揃いだが、そのピュアさゆえ、「男なんだから~」という古い考え方を持っている女子には「気持ち悪い」と言われる可能性も同時に秘めている。「デトロイト・メタル・シティ」の主題歌である「甘い恋人」のピュアピュアな歌詞は、くすんだ女子たちの心には眩し過ぎることだろう。主演の松山ケンイチのように腰をクネクネさせて歌えば、きっと明日から学年中の女子に後ろ指をさされること請け合いだ

5. クリトリック・リス「バンドマンの女」

Reference:YouTube

まずアーティスト名が最低の上、バンドマンに振り回される内容の歌詞がエグくてリアルでどキツい。バンドマンと交際経験のある女子がいた場合は、この曲を歌えば必ず嫌われることができるだろう

番外編

特定の曲単体ではなく、いろんな曲を合わせることで精神的なダメージを与える方法も存在する。

デュエットソング攻め

Reference:YouTube

HYの「AM11:00」や 絢香×コブクロの「WINDING ROAD」、JUJU with JAY’ED 「明日がくるなら」など、男女のデュエット曲は名曲が多くある。しかも、重要なことにどれも難易度が高い。難易度の高いデュエットソングばかり選曲して毎度一緒に歌うことを強要すれば、「一緒に歌わせんのかよ」と思わせられると同時に、相手の喉を潰すこともできる。歌が苦手で「聞き専」を名乗っている女の子がいれば、ここぞとばかりにぜひマイクを渡してみよう。

おっぱい曲攻め

スピッツ「おっぱい」、RADWINPS「おっぱい」、Mr.Children「Over」など、女性の乳房を題材にした曲は意外に多い。おっぱいにフューチャーしたセットリストを組むことで、変態として認識してもらうことができる

なお、RADWIMPSの「おっぱい」はインディ―ズ時に発売したアルバムの収録曲であり、ゆえにカラオケには入っていない。しかし、心配することなかれ。そういう場合は「音無しで歌う」という選択肢がある。静寂に満ちた気まずい室内で、音楽なしで「おっぱい」の曲たちを歌い上げる…狂気じみたあなたの行動に、女性陣は本格的な冬の深まりを前に身も心も凍りつくことだろう
 

以上、簡単ではあるが「どうしても女子に嫌われたい時にカラオケで歌うべき曲」をお届けした。いずれも、曲としてはとても素晴らしく、こんな目的で使うことに気が引ける人もいるだろうが、人生においては「嫌われる勇気」を持つことも大事だ。年末を前に、人間関係を断捨離してすっきりするためにも、名曲たちに感謝を捧げた上で、心を鬼にして歌ってみてはいかがだろうか。

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