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「地獄谷からのひとりGS」は伊達じゃない！　海道はじめ『スナッキーで踊ろう』

1968年にプリマハムの「スナッキー」という製品のタイアップ曲として作られたこの曲。2軒隣の家の風呂場から漏れ聞こえてくるおっさんのエコーがギンッギンにかかったような歌声と共に、萎びたエレキとポンコツドラムで絶妙なグルーヴを醸し出すバックバンド、もちろん小山ルミ、吉沢京子、羽太幸得子からなる「スナッキーガールズ」もノリノリでダンスを踊りながらコーラスをカマしてきます。

珍盤奇盤と言えば必ず挙げられるほど有名なこの曲、ちなみに、海道はじめは作曲を担当している船村徹の弟子筋にあたります。いわゆる大人の事情で抜擢されました。

北欧からの刺客！　Dragonland『Rusty Nail』

やしろ食堂のカウンターから、今や世界の舞台までのし上がった日本が誇るモンスターバンド「X JAPAN」の名曲『Rusty Nail』は、全国のバンドキッズ達だけではなく、北欧メタルバンドにまでカヴァーされています。この「Dragonland（ドラゴンランド）」が演奏する『Rusty Nail』もその中のひとつで、微妙に上手い日本語、そして滅茶苦茶上手い英語と共に全編通して割と忠実なカヴァーとなっています。

また、「X JAPAN」の曲は他にも多くの海外バンドがカヴァーしているので、探してみるとお気に入りの一曲が見つかるかもしれませんね。