暴力は生存のための本能だ。
“見たことないもの、現実では見られないことを見せてくれる”
これが映画の原初的な喜びだと、過去の映画評でも度々書いてきました。
- 恐竜が闊歩する太古の地球
- 光の届かない海底
- はるかかなたの銀河系
- 5次元世界の本棚
未知なるものを味わうために、劇場の椅子に身を預けます。
「暴力」も、そうかもしれません。苛烈で容赦ない暴力。現実では見られない、決して見たくないからこそ映画にする意味がある。虚構だとわかっていながら、ひらひらと虚実の皮膜が剥がれたような感覚になる。これは現実じゃないかと、震え上がる。
鑑賞後「あぁ、これが映画で良かった」と思えるのも映画の醍醐味でしょう。
そんなことを考えた「孤狼の血 LEVEL2」をご紹介します。
出典:映画.com
白石和彌監督作品。2019年の公開時に映画評を書いた「ひとよ」以来です。
暴力にあふれ、正義と悪、生と死が溶けあった世界の物語。
ネタバレ全開で評していきます。気になる方は、観賞後に読んでください。
それではどうぞ。
原作にないオリジナルストーリー
ということで「孤狼の血 LEVEL2」、2018年公開「孤狼の血」の3年後が舞台の続編です。
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「孤狼の血」をあらためて見直して、「匂い立つ」映画だなと思いました。冒頭からして豚の糞尿ですから、生理的に臭い。血の匂い。猥雑な性の妖しい香り。昭和63年の夏、広島を駆けた警察とヤクザの汗の匂い、男臭さ。そして、役所広司さんを筆頭とした俳優陣の、色気。
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多種多様な香りが溶け合い、見る者の五感を刺激してくるクラクラする映画でした。
「孤狼の血」は、柚月裕子さんの書いた同名小説が原作です。
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柚月さんは子どもの頃から東映実録物の映画が大好きで、「仁義なき戦い」シリーズも含めてすべて見たそうです。Wikipediaに実録シリーズとして掲載されている作品は48作。初恋の相手は「セーラー服と機関銃」の渡瀬恒彦さん。同級生の多くは田原俊彦さん、近藤真彦さんに夢中な時期だったといいますから、なかなかの渋さです。
そんな柚月さんが大好きな東映実録物の要素を詰め込んで書き上げたのが『孤狼の血』という小説なんですね。
映画「孤狼の血」は、大体原作に沿っているんですが、いくつか違いもあります。ひとつは、日岡が大上とコンビになった理由が明かされるのが映画だと大分早い。小説は終盤で明かされます。ふたつめは、大上の家族についての描写。これがなくなることで、映画版のカラッとした感じが際立っていました。
そして、一番大きな違いはラスト。「やっちゃれ会」という名ワードが生まれたラストの展開。石橋蓮司さん演じる五十子と、江口洋介さん演じる一之瀬が絡んだラストは、映画オリジナルの展開。原作小説は、ああはならないんですよ。
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前作、今作ともに、脚本は白石監督と池上純哉さんが共同で執筆。池上さんがベースをつくり、2人で練り上げるスタイルだったようです。映画ならではの改変、ラストの展開は原作者・柚月さんも賞賛しています。
原作小説は『孤狼の血』のあと『凶犬の眼』『暴虎の牙』とつづきますが、執筆の際に日岡のイメージが松坂桃李さんになり、映画版のセリフ回しも参考にされたといいます。
原作と映画が互いに良い影響を与えながら進化するシリーズとなったんですね。
原作小説に『凶犬の眼』という続編があるので、映画も『凶犬の眼』ベースになるのが普通の流れです。
しかし、今回の映画はそうではありません。完全にオリジナルストーリーなんです。というのも、前作のラストを小説版から変更した影響で『凶犬の眼』に繋がらなくなったんですね。そこで白石監督と池上さんは、『孤狼の血』と『凶犬の眼』の間の物語にするというアイデアに行きつき、これを柚月さんが承諾。映画オリジナルの展開として制作されました。
ちなみに、前作・今作共に柚月さんも出演されています。「孤狼の血 LEVEL2」では日岡と広島仁正会の幹部が密会するクラブのママ役でした。編集でカットされることがないように日岡との会話を用意したと白石監督は語っていました。こういう気遣いも、白石監督の魅力だなと思います。
オリジナル作品として進むにあたり、役所広司さん演じる大上という柱のいない世界をいかに構築するか。狼を継いだ日岡と対峙する強力が敵が必要だろと生まれたのが、最凶の男・上林です。演じたのは、鈴木亮平さん。
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白石監督作品は俳優陣をとにかく褒めたくなります。
ということで、鈴木亮平さんをはじめとした俳優陣とそのキャラクターの魅力を語っていきます。
コロナ禍で溜まったものをぶつけた俳優陣の情熱
大上から狼を継承し、3年間呉原の均衡を保ってきた日岡秀一を演じた松坂桃李さん。前作では幼さもありましたが、LEVEL2では短髪で端正さが増していました。
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あの髪型は、松坂さんからの提案だったといいます。韓国ノワール映画「アジョシ」(2010)のウォンビンを参考にしたんだとか。たしかに、しなやかな強さが似ています。
出典:映画.com 「アジョシ」のウォンビンに守られたい。
日岡のビジュアルだけでなく、物語の端々に「アジョシ」の影響を感じられます。抜き取られた眼球や、窓を破って主人公が逃走するシーン。残虐な殺人マシーンが最強の敵となるのも似ている。これ、「アジョシ」というより韓国ノワールの雰囲気や要素を取り入れた結果な気がします。
この点が「孤狼の血」と「孤狼の血 LEVEL2」の大きな違いです。映画の肌触りが違う。
前作は「仁義なき戦い」や「県警対組織暴力」のギラギラ感や肌にまとわりつく熱を帯びていましたが「孤狼の血 LEVEL2」ではそれが抑えられていました。
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冒頭からして、「黒」が強めだなと感じたんです。韓国ノワールは、韓国版フィルム・ノワールと解釈できますが、源流は1940〜50年代ハリウッドの犯罪映画ですよね。コントラストのきいたモノクロ映像で人間や街の暗い部分を描くのがフィルム・ノワール。
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冷めているわけではないです。前作が赤い炎だとすると、LEVEL2は青い炎。冷たいようで、触ると大火傷する。
ただ、日岡はフィルム・ノワールの主人公、たとえば「チャイナタウン」におけるジャック・ニコルソンのように人生経験に裏打ちされたシニカルさには至れていないんですよね。
狼を必死にこなそうとしますが、若さゆえの甘さもたくさんある。上層部にもつけこまれました。そのアンバランスさが、「孤狼の血 LEVEL2」らしい緊張感に繋がっていましたし、それを演じられるのは、32歳の今の松坂桃李さんだからこそじゃないでしょか。
「仁義なき戦い 広島死闘篇」の大友勝利のように見る者を釘付けにする悪役・上林成浩を演じたのは、鈴木亮平さん。
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白石監督の前作「ひとよ」で、父親に暴力を受けてきた家族の長男役として出演。穏やかで人が良く、上林と正反対な感じでした。しかし、あるシーンで父親の暴力性を継いでいるような狂気を垣間見せるんですよ。「ひとよ」で「この人はすごい!」と思っていたので、上林役は意外ではなかったです。心の奥に抱えているものを伝えられる人なので。
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上林だと、表面に出るのは残虐性ですが、根底には出自に繋がる悲しさや、部下がついてくる人なつっこさも感じられる。多面性を鈴木さんが見事に体現していて、上林が「恐い」じゃ片付けられなくなりました。最凶で最高の敵役です。
ストレートで強烈な印象を与えたのが上林なら、ひねりを加えたのが中村梅雀さんが演じた瀬島孝之でしょう。誰もが「嘘」をついている作品の中でも最大の「嘘」を担いました。個人的にいちばん好きなキャラクター。
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日岡のあらたな父親的存在、と思わせてからのひっくり返し。もぬけの殻のアパートが映った時、リアルに声が出ましたよ。
まずもって、キャスティングが素晴らしい。中村さんのイメージって2時間ドラマの人のいい刑事や弁護士じゃないですか。不勉強で作品は見たことないですが、イメージは持っていました。宮崎美子さんもそうですよね。まっすぐな「正義」を演じてきた2人が「正義の名の下で行われる悪」の側になる。
演出も周到で、瀬島の登場シーンで事件の戒名にテンションをあげて記念撮影するシーンなんて「踊る大捜査線」シリーズのスリーアミーゴスを彷彿とさせて、ニヤニヤしました。
白石監督お得意の「食事シーン」も瀬島と日岡の関係性が深まることを示すために使われました。出世はしないが信念を持った刑事の家族を「絵に描いたような」食卓。完璧です。白石監督作品の他の食事シーンについては「ひとよ」評を読んでみてください。
監督は「光」の演出もうまくて、日岡と瀬島の重要な場面で印象的に使われました。本部の思惑を知った日岡に瀬島が「一矢報いよう」と持ちかけるシーン。西日が差し込む居間の置かれたテレビには、瀬島の背中がはっきり映り込んでいました。頼もしい言葉とは裏腹に、黒い思惑があると表現していたと思うんですよね。
日岡は、頼もしい父のように語りかける正面しか見えませんが、観客には背中も見えている。「何を見せて、何を見せないか」のコントロールが見事に決まっていました。
チンタこと近田幸太を演じた村上虹郎さん。在日朝鮮の人たちが置かれた立場と裏社会に入りやすくなる背景を、情けなさ込みで見事に演じていたと思います。
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監督の高校の後輩でもある音尾琢真さんは、白石組に欠かせない存在として今回も最高。作品ごとに身体から何かを失っていく吉田社長。失うものが残っている限り、シリーズにで続けて欲しい。
その他、かたせ梨乃さん、宇梶剛士さん、寺島進さんら、ある意味「本職」の方々の存在感と、それが無下に扱われる感じも良い。
「仁義なき戦い」の山守親分のようなしたたかさを醸す吉田鋼太郎さんも絶妙でした。
キリがないので次にうつりますが、オールスターキャスト映画っていいなあとしみじみ思ったりします。
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怪物を生んだ原爆スラム
どんな映画でも「見る前に知らなかったこと、気づかなかったこと」があると、それだけで価値があると思います。
「孤狼の血 LEVEL2」にもそれはありました。
「原爆スラム」です。
原爆スラムは、終戦後、広島市中区基町の原爆ドームにほど近い本川添いに存在した不法バラック住宅群の総称です。被爆した人や在日朝鮮人、失業者が住みつきました。昭和35年(1960年)頃には約900戸が密集していたとされています。「原爆スラム」と名づけられたのは昭和40年(1965年)だと言われています。一帯の再開発のため国の補助金を得やすくするためのようです。
劇中だと、昭和47年(1972)年に上林は原爆スラムの自宅アパートで両親を殺害しました。上林は昭和33年(1958年)生まれですから、恐らく生まれた時から原爆スラムにいたんだと思います。
昭和40年(1965年)以降、「原爆スラム」は広島が平和都市へ変遷するためになくすべきものの象徴として扱われていきます。高層の公営・公団住宅を建設し、あわせてショッピングセンター・小学校・集会室なども整備する計画が作成されました。しかし、住民たちによる反対運動が起こり難航。昭和43年(1968年)に基町地区再開発計画が立案された後、10年の歳月をかけてバラック撤去と整備が行われ、昭和53年(1978年)に完了しました。そして、基町・長寿園高層アパート群として現存しています。
出典:Wikipedia 1974年の原爆スラム周辺空中写真。川沿いに高層アパートとバラックが混在しているのがわかります
。
原爆スラムを扱ったり、映像として残っている作品を2つ紹介します。
ひとつは、「この世界の片隅に」の原作者・こうの史代さん作の漫画『夕凪の街』です。昭和30年(1955年)の原爆スラムを舞台に原爆を経験した女性の生活が描かれます。漫画の中で、バラックの壁に「立ち退き反対」というビラが貼られており、当時から立ち退きに関して問題になっていたことが分かります。
出典:Amazon.co.jp
もうひとつは大友勝利が登場する1973年公開の「仁義なき戦い 広島死闘編」。シリーズの中で唯一広島ロケが行われた作品です。劇中に、まだ残っていた原爆スラムが生々しく映っています。
出典:映画.com
東映実録物を見ると、戦後裏社会の根底に戦争・原爆があったことが分かります。真っ当では生きていけない。暴力に頼って生きるしかなかった。そこで生まれた絆や恩が仁義になっていく。高倉健さんが主演した「山口組三代目」の冒頭。親戚にひどい扱いを受けて成長した主人公が白飯をふるまわれ「こんなに人に優しくされたことない」と号泣するシーンがあります。
真っ当に表で生きていただけでは優しさや恩が受けられなかった人間が、裏社会に進んでいくんですよね。
焼肉を食べたあと、上林が過去の自分と邂逅するシーン。実際の基町・長寿園高層アパートです。回想シーンのアパートは、白石監督作品に欠かせない美術の今村力さんがこだわって作ったもの。原爆ドームもはっきりと映り、原爆が当時の上林たちにも影を落としていたことが伝わってきます。
上林には、原爆と共に「在日朝鮮人」というバックボーンも設定されました。回想シーンで、母親が「ソンホ」と彼を呼んでいましたね。
上林が「目」に執着するのは、両親からの扱いはもちろん、原爆スラムに住む在日朝鮮人として周囲から見られつづけていたことも無関係ではないと思います。
その想いは、最悪のかたちでチンタにも連鎖しました。
在日の問題に踏み込んだ映画だと「やくざの墓場 くちなしの花」が有名です。監督・深作欣二、脚本・笠原和夫コンビとして最後の作品。
出典:Amazon.co.jp
渡哲也さん演じる刑事が梅宮辰夫さん演じる在日朝鮮人のヤクザと兄弟の盃を交わし、ヤクザと警察との癒着に巻き込まれ翻弄されていきます。
「仁義なき戦い」と「やくざの墓場 くちなしの花」、深作・笠原コンビの最初と最後の作品の要素を持っているのが「孤狼の血 LEVEL2」ともいえます。昭和から現代につづいていながら薄れつつある問題に光をあて、現代の観客に問いかけてくるような気すらしてきます。
バイオレンスなエンタメ作品として充分たのしくて、少し奥に入ると歴史や社会問題の痕跡をはっきりと感じされてくれるんです。
正義と悪、生と死が溶け合うラストバトル
物語のクライマックス、日岡と上林のカーチェイスからの1対1の殺し合い。
(尾谷組へカチコミする上林組の車のナンバーが「5910」で爆笑しましたが、それはいいとして)
スマートに立ち回ってきた日岡が、それじゃあ上林と対峙できないと覚悟したかのように、剥き出しの狼としてぶつかります。
村上虹郎さんは、日岡と上林の殺し合いをセックスと表現したそうです。たしかに全てをさらけ出しての肉と肉のぶつかり合い、液と液の交わりですからセックスですね。
出典:IMDb
2人の服に注目しました。日岡は、劇中ずっと「黒」のスーツ。対する上林は「白」のスーツなんですよね。普通、逆ですよね。正義の警察が「白」で、悪のヤクザが「黒」です。正義と悪が倒錯して混ざり合う、グレーな世界とそこに生きる人を描く。「孤狼の血」だけでなく、白石監督作品で一貫しているテーマともいえます。
前作「孤狼の血」の冒頭でも白と黒が混ざるシーンがあります。日岡が大上の指示で牛乳片手にパチンコを打つヤクザに絡みにいく。日岡の手にはアイスコーヒー。日岡がコーヒーを頭からかけると、驚いたヤクザは牛乳をひっくり返し全身カフェオレまみれに。白と黒の混じり合い。
なんてことないシーンに、テーマが周到に暗示されていたんですよね。
話は戻って、日岡と上林の闘い。もはや正義も悪もなく、相手を殺すための暴力、自分が生存するための暴力に純化していきます。暴力は生存のための本能なんです。暴力による命の明滅。フィクションで描かれる暴力・死に惹かれるのは、そこに生の輝きを見るからではないでしょうか。
「生と死」、まるでクリムトの絵画のようです。
出典:Wikipedia
幸せそうに抱き合う人々。家族のようです。そして、狡猾に、寂しそうでもある死神。家族を自ら殺害し、新しい家族である五十子への忠誠に執着し続けた上林の内面を表しているように思えてきます。嘘つきばかりのグレーな世界で、混じり気のない「生と死」を同時に抱えている。
それが上林に惹かれてしまう理由なのかもしれません。
大上から狼を継承したように、日岡は上林から死神を継承してしまったのかもしれませんね。
白石・池上コンビが生み、鈴木亮平さんが血肉を与えた上林成浩は、日本映画の歴史に名を刻む存在になったのではないでしょうか。年を重ねるごとに「あいつはやっぱりすごかった」と。
「孤狼の血」と白石監督よ、どこまでもLEVELを上げていけ
上林という怪物を生み、呉原市と広島市から日岡をはじき出した「孤狼の血 LEVEL2」。まさかここで終わりじゃないでしょう。白石監督の作家性ともいえる、「親子」の関係が色濃くなったのはオリジナルストーリーだからだと思います。この先があるとすれば、日岡が警察に入るまでの人生に焦点が当たると勝手に予測します。
わざわざチンタに「家族はいない」とまで言わせていましたし、日岡が「父」的な存在に振り回され、それでも惹かれるのは何故なのか。
LEVEL3、LEVEL4、と上がりつづけて欲しいです。
そして、日岡と共に白石監督にも上がっていって欲しい。
「孤狼の血 LEVEL2」は、コロナ禍真っ只中での撮影だったそうです。徹底した感染対策を行い、関係者専用の飲食店をつくるほどほどケアしたそうです。コロナ対策ではないですが、Netflixの取り組みを参考に、差別やハラスメントについて学ぶ「リスペクト・トレーニング」が実施されました。白石組の現場が暴力絶対禁止なのは、有名な話です。映画は暴力的なのに。
それもこれも、白石監督が「日本の映画制作現場を良くしていきたい」と願い、行動しているからなんですよね。
監督のインタビューや対談を調べると、助監督時代からとにかく「映画づくりが好き」なんだなと伝わってきます。
好きだから、関わる人すべてに幸せになってほしい。嫌な思いをしてほしくない。白石監督の想いが業界に広がってくれることを願いたいです。そのためにも、監督の業界内でのLEVELをどんどん上げてほしいです。評価も数字も残してほしい。
僕にできるのは、必死に調べて褒めることくらいですが、作品の魅力が伝わり、見たことない人が見たり、何度も見てくれたら、少しでも役に立てるのかなと思います。
これからも追いかけますよ、白石監督。
身銭を切って言いたいいことは言わせてもらいますけえ、覚悟しちょきや。
そこはほら、真剣勝負じゃなぁの。
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[イラスト]清澤春香