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旅で本当にあったちょっと怖い話【ゾっとした事件ランキングベスト3】

旅人マリーシャ 旅人マリーシャ


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1位 パリ

正直パリは油断していました。アジアやインドなどの安宿であれだけ気を付けていた南京虫。パリの安宿に泊まって、しっかり体中やられました。毎日しっかり清掃が入って、ピシッと真っ白なシーツが貼られていたベッドだったにも関わらず、いたんですよ。

一泊した後に手の甲にプツっとニキビのようなものが出来ていた時は、疲れで蕁麻疹でも出たかな程度にしか思っていなかったのですが、3泊ほどしてその宿を出た頃には、ニキビのようなものが増えていました。そして、腕や足に広がっていく小さな赤い点は少しずつ痒みを増していったのです。

そのプツプツは次第に水ぶくれのように腫れあがり、ブツブツに変わりました。周囲の肌も赤くただれ、ブツブツの数は、ブツブツブツブツブツブツブツブツに増えていきました。最終的には顔にまで。全部で100や200はくだらない、おびただしい数の虫刺され。寝ている間に活動するという吸血魔、南京虫が体中をはっていたと思うとゾっとします。

その後、病院送りになるほど顔や両手足が腫れあがった私は、2週間以上痒みに悩まされ夜も眠れませんでした。強盗やスリなど人の手による犯罪とはまた違うけれども、実被害の中では一番、身体的にキツかったのがこの南京虫事件。恐るべしパリス。

By 旅人マリーシャ

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