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旅で本当にあったちょっと怖い話【ゾっとした事件ランキングベスト3】

旅人マリーシャ 旅人マリーシャ


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2位 イースター島(チリ)

普段は平和と言われているイースター島。日本人の旅人の間ではキャンプサイトでのテント泊が人気のため、私もそのスタイルでイースターライフを楽しんでおりました。「まるでここは日本か!」というくらい日本人の旅人が多く、夜になると明かりのあるキッチンに集まっては、みんなでワイワイとお喋りを楽しんでいました。

そんなある夜、キッチンからテントに物を取りに行こうとテントの並ぶ庭へ向かった。しかしテントには明かりがないので真っ暗で何も見えない。目が慣れてきて少し見えるようになったとき、私のテントの前に人影が。

「あれ? みんなキッチンにいるはずだけど、誰・・・?」

その途端、人影が猛ダッシュで逃げた!

「!!!!」

一瞬で何が起きたか分かりました。ドロボーです。私はすぐさま自分のテントに駆け寄り、鍵をかけていたはずのジッパー部分の生地に手をやると、ナイフで切られたのかバサーっと開きました。

「やられた!」

暗闇の中、手探りで荷物を確認すると、バックパックなどの荷物は何ひとつない。その中にはiPad、お金、などの貴重品も入っていました。

「ドロボー!」

と叫んでみんなに召集をかけキャンプサイト内は大騒ぎになったのですが、犯人には逃げられました。他にも何人かのテントは被害に遭っていたのですが、幸い(?)にも私が暗闇の中ドロボーと対面したことで犯人は見つかったと思ったのか、被害は最小限に留まり、ほとんどの荷物は周辺に転がっていました。盗んだものを置いていくなんて、小心者か、あわてんぼうのドロボーだな。

しかし、万が一ドロボーがテントの中にいる時に私がテントに入ってしまっていたら殴られていたかもしれない。あと数秒違ったらその可能性は十分にあったので、考えるとゾっとします。顔が腫れてモアイ像のようにならずに済んで良かった・・・。

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