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船旅にしかないであろう、ユニークな文化4選

齋藤和実 齋藤和実


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4.  運河を通航するときに鰻を食べる

これは日本の客船の伝統。パナマ運河などを通航する際に「ツルッと通り抜けられるように」ということで鰻が食事に出ることが多いようです。南米を旅している最中に美味しいうな重が出てきたらちょっと癒されそうですね。こういうちょっとしたゲン担ぎは度々あり、「安全に航海できるように」という意味でアンコウ鍋が出たりすることも。

https://www.machikado-creative.jp/wordpress/wp-content/uploads/2016/03/Nabe_of_angler_fish_after.jpg
あんこう鍋(出典:Wikipedia

ほかにも細かい独自の風習を上げていけばきりがないのですが、全体的に「安全な航海を願う」ためのものが多いですね。日本船のブリッジ(船を操縦する部屋)には神棚があったりもします。今の時代、嵐に巻き込まれたり氷山にぶつかって沈没・・・なんて、ありえないのですが、しかしやはり乗っている時間が長いということもあって無事に目的地に着いたときの喜びは飛行機や電車とは違うもの。困難を乗り越えて遠くへ旅することの達成感を感じさせてくれる、現代では貴重な乗り物です。
これらの知識、知っていたとしてもほとんど披露できる場面もないかもしれませんが・・・長い人生、何かの折にちょっと役に立つことがあれば幸いです。

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