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船旅にしかないであろう、ユニークな文化4選

齋藤和実 齋藤和実


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2.  進水式でシャンパンボトルを割る

船の建造~就航までには色々な儀式があります。着工式なんかは船以外の建設の現場でもあるかもしれませんが、船独特なのはやはり進水式。文字通り水に入る、船としての第一歩を踏み出す式典です。この進水式で昔から必ず行われるのが、シャンパンボトル(もちろん中身の入ったもの)を真新しい船体にぶつけて割ること。一説によるとバイキング時代に奴隷や囚人を生贄に捧げてきたものが血をイメージさせる赤ワインに変わり、それがシャンパンに変わった…のだとか。
船旅といえばデッキやパーティーで優雅にシャンパンを飲んでいるイメージですが、最初にシャンパンを堪能しているのは船自身ですね。

https://www.machikado-creative.jp/wordpress/wp-content/uploads/2016/03/Mackinaw_actual_launch_2005-04-02.jpg
進水式(出典:Wikipedia

3.  ゴッドマザーが船を名付ける命名式

命名式が派手に開催されるのも乗り物の中では客船だけなのではないでしょうか? 船や会社によって内容も規模も多種多様ですが、多くの場合、船の乗客や関係者などお客さんを大勢招いて2時間ほどかけて行われます。それもかなりお金をかけたものも多く、飛行機による空中パフォーマンスやら有名ミュージシャンによるパフォーマンスやら偉い人の挨拶やらが延々と続き…そして締めくくりはもちろん、この式の本来の目的である「船の命名」です。これまた非常に著名な方が命名者になることが多く(ゴッドマザーですね)日本の「飛鳥Ⅱ」の場合は女優の岸恵子さん、イタリアのクルーズ会社ではソフィア・ローレンさんや、イギリスだとキャサリン妃なども登場されています。

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