ソリに乗ってるのは、サンタじゃなく子供たち!
クリスマスツリーの悲しい結末の後は、心が和む風景もご紹介したいと思います。先日、ベルリンで初雪が降りました。この日から人々は、「初雪が降って嬉しいね!」と皮肉を交えながら、ドイツの冬の寒さを表現し始めるようになりました。
でも、初雪を純粋に喜んでいる人たちもいるんです。そう、子供たちです!
雪が降った日からソリが出動し始め、街のいたるところでソリ遊びをする子供たちを目にするようになりました。「子供は風の子、元気な子」は世界共通なんですね。
生産的なドイツ人は、ソリをただ遊ぶ道具として使いません。この日から、ソリを子供たちを移動させる手段としても最大に活用し始めます。通りを歩いていると、ソリの乗った子供達をえっちらおっちらと歩くお父さん・お母さんたちをそこらじゅうで見かけます。
ちなみに、ドイツで使用されているソリはほとんどが木製です。日本ではプラスチック製が主流ですが、こちらではこのようなスタイリッシュなソリが主流。これなら、なかなか壊れにくく使い勝手が良さそうですね。
使用済のツリーと木製のソリが同時に引かれるという状況も不思議なことではありません。日本人からすると、ちょっとびっくり、ですよね。以上、ドイツの冬のあるある風景のご紹介でした。