6. 腕利きの弁護士が付いてる
ロックスターに何か問題が起きた場合、即座に出てくるのが腕利き弁護士です。颯爽と現れて「君は何も心配しなくても大丈夫だ」とか言いながら片手で電話をかけはじめ、あっという間にトラブルを回避する。さらに金に汚い悪徳弁護士だったら役満です。
また、コートニー・ラブのように、元は自分の弁護をしてくれていた弁護士と後年訴訟を繰り広げるのも忘れてはいけません。
7. 空港で足止めされる
ロックスターが入国する際、空港で足止めされるのは日常茶飯事です。有名どころではポール・マッカートニーが来日の際、成田空港にて大麻不法所持で逮捕されています。
最近ではレッド・ホット・チリ・ペッパーズがベラルーシ共和国に入国する際、税関吏のオフィスに呼ばれ、メタリカと間違われたままCDにサインさせられたほのぼのニュースがありましたね。良い理由にせよ悪い理由にせよ、ロックスターは空港で足止めされ、入国できずに帰国をしたり、ダイレクトに逮捕されたりと、ライブ前の話題にも事欠かないものなのです。
8. 27歳で死ぬ
偉大なるロックスターはだいたい27歳で他界します。俗に言う「27クラブ」ってやつですね。ブライアン・ジョーンズ、ジミ・ヘンドリクス、ジム・モリソン、カート・コバーン、最近ではエイミー・ワインハウスも27歳で夭逝しました。
ギリギリまで命を燃やして花火のように散っていく、ロックスターは私たちに人生の儚さを教えてくれるのですが、やっぱり長生きして音楽をやり続けて欲しいものですよね。やるのはドラッグやアルコールではなく、演奏にしてください本当に。
9. インタビュアーをも黙らせる受け答えをする
百戦錬磨のインタビュアーも黙りこんでしまうような、後に名言として語り継がれるほどに気の利いた返しをするのもロックスターの大事なお仕事です。
例えば、かのキース・リチャーズ大先生は「人を殺したことはありますか?」との問いに「プライベートなことは聞くな!」と一括していますし、ジョニー・ラモーンも「ギターソロは弾かないんですか?」との問いに「そんな暇はねえ」と一蹴しています。
10. ヘリで登場する
数万人のオーディエンスが今か今かと待ち構えるライブ直前、ステージの大型モニターに映しだされたヘリの映像、まさかと見上げると、そこには待ちに待ったロックスターが。ベタな演出ですがスターの入場に相応しい演出です。
実際、ロンドンオリンピックでは英国が誇る最も偉大なロックスター、エリザベス女王陛下がヘリからダイブする(擬似)演出で会場を盛り上げていましたね。ゴッドセイブザクイーン。