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フリーランスの私が「就職すればよかった」と感じる瞬間10選

加藤広大 加藤広大


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9. 有給休暇など無いと気付いたとき

休んだのに給料が出ている。という哲学的な制度を知ったとき、私はまだその素晴らしさには気付いていませんでした。後々、その重大さを知り、憧れるようになります。「有給なんかねーよ! 取れねーよ!」と仰る方もいるかも知れませんが、一緒に羨ましがりましょう。

特に、転職の際に「有給がたまってるからさー、1ヶ月位休みあるのよ」なんて言ってる人、非常に羨ましいですね。それって、1ヶ月仕事をしなくて1ヶ月分の給料が出るっていうことですよね? つまり、何をしなくとも次月生きていけるってことですよね? もう、なんだかよく分かりません。

この制度をフリーランスの観点から考えると、納品していないのに取引先からギャラが振り込まれる感じでしょうか。最高です。今度クライアントに「ちょっと有給取りますんで」と言って「有給休暇代 一式」と請求書を出した後、旅に出てみようと思いました。嘘です真面目に働きます。有給休暇、羨ましいです。

10. SNSで同僚との仲良さそうな画像があげられていたとき

「退職しました! 皆さん今までありがとぅー!」と胸いっぱいに花束を抱えて老若男女に取り囲まれ、満面の笑みで送り出されているような画像や、同僚たちと楽しそうに打ち上げたりしている写真を見るにつけ、プリントアウトして近所の神社に一本足の高下駄履いて貼り付けに行ってやろうかと「うわぁ、楽しそうだなあ、いいなあ」と思ってしまいます。

特に退職のお別れ会なんていいですよね。「ありがとう戦友(笑)」みたいに。フリーランスなんてお別れ会開かれたらそれ、告別式ですからね。

日々同じ目標に向かって、同じ職場で働く仲間、いいですよね。友人じゃなく仲間だからこそいいんです。フリーランスなんて案件ごとに集まっては仕事を終えて去っていく傭兵みたいなもんですから、ちょっとかっこよく言いましたけど仕事が終わってしまうと、とても寂しいです。もちろん、後々またご一緒する場合もありますが、やっぱり何年も一緒にっていうのは、端的に言って、すごく羨ましいです。
 
 
以上、フリーランスが思わず「企業に就職すればよかった」と感じてしまう状況を10個挙げてみましたが、これ転職とかにも当てはまりそうですね。書いていて思わずやっぱり就職したいなとか若干思ってしまいましたが、フリーランスもフリーランスで、好きなときに寝れるとか好きなときに酒を飲めるとか、メリットもありますので(涙)、これはもう一長一短、どっちもどっちですね。でもやっぱり、一回くらいは企業に就職してみたいかも。オファー、お待ちしてますん。

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