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やる気が出ない時に試すべき「ベタな方法」7選

加藤広大 加藤広大


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yaruki

報酬が消えるとびっくりするほどやる気がなくなる

・・・今ちょっと休憩して一服キメて来たのですが、先ほどの報酬で少々見立てが甘い箇所がありました。それは本日、関東は猛烈な台風に襲われているということです。困りました。飲み屋に行くのも一苦労です。どうやら設定した報酬はナシになってしまいそうです。

・・・もう一服してきました。一気にやる気がなくなっております。そして、人は報酬がなくなってしまうと、与えられる前より脳が反応しなくなってしまうという研究結果があるそうです。絶望ですね。

これを回避する方法としては、結果として得られる報酬ではなく、その過程においてやる気を見出す哲学的な方法があるそうです。無理やり過程に意味を見出してみましょう。そう、私は別に飲みに行くためにコラムを書くわけではありませんし、お金が欲しいからコラムを書くわけではないのです。なんとなく読んでくれた人が「しょうもねえなあ」と笑ってくれればそれだけで嬉しいのです。そして書きたいから書くのです。

はあはあ・・・なんとかやる気が持ち直してきました。すっかり抉られてしまったやる気を、もう少しだけ何とかせねばなりません。ここは音楽の力を借りることにしましょう。

音楽を聴いてやる気を出す

音楽もまた、やる気を引き出すドーパミンを分泌させる効果があるそうです。音楽に関しては脳科学的なことを言わずとも、誰しも感覚的に分かりますよね。ドーパミンどころか鼻水や涙だって出てくるのですから、その感情を動かす効果は偉大です。ジミ・ヘンドリクス大先生も「音楽は安全なドラッグだ」との名言を遺しています。

ので、最近お気に入りの曲を聞いて、やる気とドーパミンをどっぱんどっぱん出すことにしましょう。曲はAllen Toussaint(アラン・トゥーサン)が生涯の最後に人類に遺した名盤、今年発売したばかりの『American Tune』より、『American Tune』です。
 

 
完全に選曲に失敗しました。感動し過ぎて仕事どころじゃありません。遺作にしてこの歌詞、もとはポール・サイモンなんですが、アラン・トゥーサンのために作られたと言ってもおかしくはありません。個人的に今のところ2016年で一番のヒットなので、皆さんひとりぼっちの夜にぜひどうぞ。しかし、嘆き悲しんでばかりでは原稿も進みません。次の曲で気を取り直しましょう。
 

 
「報酬」によるドーパミンと「音楽」によるドーパミンを同時に放出させるべく、憂歌団の『当たれ!宝くじ』をセレクトしてみました。「おれも今度のTOTOBIG当たるかも」と思うとそれだけでドーパミンの放出を感じられ、むしろ「一生働かなくても良い金が手に入るから原稿とかもういいんじゃねえかな」と皮算用してしまうハプニングは一瞬ありましたが、陽気ながらも人生の機微を感じる音楽と、天使のダミ声に助けられ、結構やる気が回復して参りました。

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