単にオクラが美味しかったのか、それとも、苗を植えたり水をやったりしたことで、オクラが身近な存在になったのか、息子に聞いたが、やっぱり3歳児には難しすぎる質問だったみたいだ。でも親の推測では、やはり自分で野菜が育つ過程を見届けた、というのは少なからず影響があったと思う。
同様に園庭で育てたピーマンも、気付けば食べられるようになっていたし「ピーマンのおともだちだからだいじょうぶ」と言って、パプリカやカラーピーマンも食べるようになった。人参に至っては、生でぼりぼり、1本は軽く食べる。わざわざみじん切りにして何かに混ぜ込んだり、ポタージュスープにして食べさせようとしていた苦労はなんだったのか、と思うくらいだ。兄貴があまりに美味しそうに野菜を食べるものだから、妹も負けちゃいられないと、勢いに乗っていろいろ食べるようになってきた。母はそんな姿を見て、ラッキー、と笑っている。
今は、小松菜やさやえんどう、ホウレンソウやカブなどの植え付けの時期らしい。我が家のベランダ、子どもたちと一緒に、この冬、小さな畑にしてみようかしら。
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