最近、育児がぐんとラクになった。というのは、私が出会った本に理由がある。隂山メソッドで有名な、隂山英男さんの著書『「だから、子ども時代に一番学習しなければいけないのは、幸福です」: ママたちとの対話から生まれた子育ての知恵ツイート41』だ。実は随分前に買っていたのだけれど、買ったままになっていて、2か月前にやっと読み、現在実践中というところである。
この中には、育児の上でのヒントがいっぱい書かれている。「親の笑顔に比例して子どもは伸びる」とか、「子どもは心配してやれば心配してやるほど自信のない人間に育つ」とか、「子どもが変わる魔法の言葉はない」とか、普段ガミガミ怒り飛ばして何かにつけて心配している私には、耳が痛いフレーズばかりであった。
中でも「幼児期に必要なものは、読書、手伝い、外遊び」と書かれていて、これはガツンと私に響いた。社会性のある子に、とか、心優しい子に、とか、いろいろ親の希望はあるだろうけれど、「とりあえずこれやっとけ！」という拠り所を与えられたような感じだ。
