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読書、手伝い、外遊び【連載】松尾英里子のウラオモテ

松尾英里子 松尾英里子


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まず、読書。これは多くのお母さんたちが意識しているであろう。語彙が増えれば、言いたいことも伝わるようになり、親も子もお互いストレスが少ないのではないか、と思い、私も意識してきた。3歳半をすぎ、ちょっと長めの起承転結も理解できるようになっている。もっと読み聞かせてあげたいなと思う。

そして、手伝い。恥ずかしながら、私はほとんどお手伝いをさせずにきてしまった。私がやった方が速いし、きれいだし。でも、この本を読んで以来、トライしてみている。すると、意外と子どもも楽しんでお手伝いをしてくれることを知った。

例えば洗濯物を畳むとき、タオルをたたむのは息子の仕事にした。折り紙を折るのと大差ないようで、私がたたみなおす必要もない程度に畳んでくれた。ゴミ出しも気に入ったようで、外の大きなゴミ箱の蓋を開け、捨ててくる。部屋に得意満面で帰ってくる、その顔がたまらない。

そして、料理。我が家の場合、キッチンが独立型で、子どもたちがいるリビングからはキッチンが全く見えない。つまり、彼らからすれば、ごはんはいつでも食器の中に収まってキッチンから運ばれてくるもの、だったのだ。むむ。これはいかん。そこで子ども用の包丁を買って、トマトやキュウリ、ナスなどを一緒に切ってみた。そして、食事作りの過程を子どもに見せ、できる手伝いはさせようと思った。すると、苦手だった野菜もなぜだか食べるようになったのだ。これは意外な副作用だった。

他にも一人で買い物をしたがったり、ポストに郵便を入れたがったりするようにもなってきた。こんなに自発的になったのは、年齢的な成長もあるが、お手伝い効果もあるのかな、と思っている。

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