食×アートディレクター
僕の先輩や後輩のアートディレクターを見ていると、他の職種の人よりも食へのこだわりが強い人が多い気がします。なぜか優秀な人ほどその傾向が強いです。多分好きになったらとことん究めてやろうという気質がもともとあって、その情熱が食の方向へ向きやすいのでしょう。なぜなら食べるという体験は五感の全てを刺激する強い体験だから。見た目だけでなく、香り、食感、味、音。さらにステキなレストランやダイナーでは空間の演出、食器、音楽、店員さんの受け答えなど、こだわればどんどんよくなる要素がいっぱいです。
最近同じ会社のアートディレクターは、食に関する事業を本気でスタートさせようとしています。食べるのが好きすぎて、自分で料理をはじめて、仲間が増えて、それを事業にしちゃおう、というスタートアップです。IT色の強いスタートアップは多いですが、こんな食のスタートアップみたいなものも面白いですね。
