最近、家で、怒ってばかりだ。子どもは、親の思う通りにはならない。全く、と言っていいほど、コントロールなどきかない。お手伝いをしたいという気持ちは有り難いが、洗ったばかりの洗濯物を見事にベランダにぶちまけてみたり、卵を割ろうとして床に落としてみたり。そうでなくても、朝から、早く着替えなさい、早く食べなさい、あれやって、これやって、どうしてこうなるの･･･と、怒ってばかりだというのに。
そして、怒りの矛先は子どもだけでなく、夫にも向かう。ガミガミガミガミ、怒りすぎて疲れる。そして、ギスギスした空気が家庭内を覆う。もう、思い出すだけで嫌になる。
要は、私が期待する「進行台本」通りに物事が進まないから、苛立つのだ。でも、ちょっと待てよ。本来、育児も、日々の生活も、すべては想定外の連続じゃないのか？ ちょっと発想を転換しよう。予定した通りに進行できなかったり、何か予期せぬハプニングがあったとき、番組だったらどうするだろうか。
もっとおおらかな気持ちで、想定外を楽しめ。少しでも多くの焦りを、失敗を、もどかしさを、温かい笑いに変えよ！ 自分自身に言い聞かせる。そして、その手腕を、また次の土曜日、華大さんからこっそり学ばせていただこう、と思っている私である。
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