明日はいよいよ、息子の幼稚園の入園式。そんな夜に、同じく明日締め切りの原稿を書いている。締め切りの日なんて、ずっと前から分かっているのだからさっさと書いておけばいいのに、できない。小学校の夏休みの宿題も、夏休み明けの提出日直前まで放置するタイプだったので、今さらそのスタイルは変更できるはずもなかろう。書く前から諦めている。
そんな前置きはさておき、さすがに今夜は感慨深い。息子がこの世に現れてから3年と数か月。いよいよ明日から、息子と離れる時間が毎日生まれるのだ。どこに行くにもカルガモの親子のように一緒だった息子が、日中のほんの数時間だけにしろ、親の目の届かぬ場所に行く。いわば、セカンドステージである。泣きはしないだろうか、ちゃんと馴染めるだろうか、お弁当も自分で食べられるだろうか･･･様々な不安が頭をよぎる。でもきっと大丈夫。だって私、幼稚園、楽しかったもん。なんの因果関係もない理由で、とりあえずその不安を打ち消している。
