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母さん、泣いたらごめんね【連載】松尾英里子のウラオモテ

松尾英里子 松尾英里子


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娘を抱っこし息子とは手をつないで出かけたものの、二人とも寝てしまい、娘(10㎏)をおんぶ+息子(15㎏)を抱っこ=25㎏の重みを一身に受け止め、家まで帰ったことも何度もある。
良く言えば濃く、逆に言うと、忙しすぎて疲労困憊だった毎日。それが明日から次のステージに移り変わるのだ。ああ、大きくなったんだなあ。きっと、たくさんの友達と幼稚園という小さな社会の中でもまれ、息子もまた少し変わるのだろう。私も少しはラクになるだろうか。今はまだ想像もできないような、喜びや悩みもやってくるのだろう。

2人の子どもたち。上の子は、私を母にしてくれた、特別な存在。育児の喜びも大変さも、彼がいたから初めて分かった。そしてこれからもずっと、その関係は変わらない。『母としての初めての経験』を私にさせ続けてくれるはずだ。

入園式。「おそとでは泣かないの!」っていつも息子に言っているけれど、明日はそのルール、なしにしよう。だって、私が泣いてしまうかもしれないから。
それと・・・上の子が幼稚園に行っている間は、下の娘と、もうちょっとべったり過ごしたい。繋いだ小さな手は、一度離れ始めたら、あとはただ離れ行く一方なのだから。

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