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鼻水を「すする」日本人から読み解く、チラリズム文化。

ユーコ・ノラ ユーコ・ノラ


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『汚らわしいもの』はたいだい隠す日本

『汚らわしいものの定義』はよく分かりませんが、思いつくところで喫煙所やラブホテル、風邪を引いた時のマスクをはめる行為(風邪菌をばら撒かないように)などでしょうか。特段、“性”に関してのこの国のアングラな一面には目を見張るものがありますが、それはまた別の機会に。あとコレ、日本人のトイレに対する執着は凄まじいですね。まさに「臭いものには蓋をしろ」状態。テクノロジーと快適さを兼ね備えた日本のトイレは、ある種憩いの場になってますから。うん、これはすごい。ウン、コれは本当にすごい。

話を戻しますが、喫煙所なんてのは本当に良い例です。カフェやオフィスビス内に設置された喫煙スペースに隔離され、寿司詰め状態のなか煙に巻かれている大人。一見非喫煙者に優しいようですが、全く逆ですよね。狭い室内でタバコを吸った人たちの服や髪に染み付いたタバコの匂い。例え喫煙者でもタバコの匂いというものは大変不快ですが、そんな匂いをまとった人たちと一緒の電車やバスに乗る非喫煙者はたまったもんじゃありません。レストランでも分煙なはずが、煙とニオイが常に漏れて分煙されていない。

鼻水を延々とすすることが、本来は、人様を不快にしないように、という思いやりの中から生まれたはずの行為なのに、本末転倒になっている図と酷似しています。全く隠しきれていないという事実。

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/a/a5/Sin-osaka_smoking_02.jpg/800px-Sin-osaka_smoking_02.jpg
引用:Wikipedia

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