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鼻水を「すする」日本人から読み解く、チラリズム文化。

ユーコ・ノラ ユーコ・ノラ


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往来で鼻水、思いっきり噛んでますか?

ほとんどの日本人は『人前で鼻を噛む』という行為が『汚いもの』であると考え、人様に不快感を与えないために敢えてすする人が多いように感じます。

この『鼻水問題』から、なぜか『チラリズムの境地』にまで思考が発展したので順を追って書き連ねます。

そもそもこの『鼻をすする行為』。わたしが幼い頃から違和感を抱いていたことです。職場や学校で延々と鼻をすする人を見ていると「どうせまたすぐ垂れてくると分かってるのになんでまた引っ込めようとするのか」と、だんだんイライラしてくるんですね。

「スン、スンスン・・・スンスンスン・・・・」から始まり、「んズギュゴッォォォォォォ! ガヘェ!!」なんていう、もうなんというか、間違って掃除機でカーテンを吸い込んじゃった時のような訳の分からない音をたてるような強者に出くわした時は殺気すら覚えます。鼻水の無限ループ。これを環境エネルギーに応用できないものかと手をこまねく日々です。

ヨーロピアンはだいたい鼻を噛む

ヨーロッパの人はどうでしょう? 付き合いのある外国人がほぼヨーロピアンなので今回はこちらに限定します。わたしの知る限りほとんどのヨーロピアンはためらわず鼻を噛みます。もちろんレストラン等の場では、噛むボリュームこそシチュエーションに応じて調整しますが。

https://www.machikado-creative.jp/wordpress/wp-content/uploads/2016/02/woman-698962_1920.jpg

そして、こういう『鼻水事情』を考えていくうちに「汚らわしいものは隠す(内に留めておこう)」という、そういう日本らしさが垣間見えてきたのです。

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