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夏の甲子園名場面ランキングTOP10(1990年代以降)

街クリ編集部 街クリ編集部


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7位 1998年(決勝)横浜(神奈川)×京都成章(京都)

松坂決勝ノーヒットノーラン

怪物松坂の伝説の原点もまた甲子園にあります。1998年、第80回記念大会決勝で生まれたのは球史に残る力投でした。高校生離れした松坂のピッチングと、鉄壁を誇る横浜の守備の前に、京都勢42年ぶりの決勝に挑んだ京都成章打線は手も足も出ない状態。ノーヒットのまま迎えた9回表。京都成章は一矢報いようと必死に攻め続けますが、その前には立ちはだかったのは平成の怪物でした。松坂は1本のヒットも許さず、横浜高校を18年ぶりの優勝へと導きました。表情を一切変えず投球し続けた松坂ですが、9回3アウトをとった時にみせた満面の笑みは、彼がエースとしての重圧に何度も押しつぶされそうになり、それを乗り越えた証でもありました。「しょうがないです。大歓声の中でマウンドに立てたことが嬉しかったです」と語った京都成章の古岡投手の晴れ晴れとした表情も印象的でした。

Reference:YouTube

6位 2007年(決勝)佐賀北(佐賀)×広陵(広島)

「なんで!?」決勝で起こったまさかのボール判定

無名の佐賀北に対し、強豪校の広陵。誰もが広陵有利と予想していた試合は劇的なエンディングを生みます。広陵は2回に2点、7回に4点を奪い4-0のまま試合は8回裏へ。ここであの疑惑の判定が生まれます。1アウト満塁カウント1-3から広陵野村投手が投げた5球目は、誰もがストライクと思った一球。しかし、主審の手が上がることはなくまさかのボール判定、1点を返されてしまいます。納得のいかない野村投手は、気持ちを立て直す暇もないまま副島に逆転満塁ホームランを打たれ逆転を許します。そして、再度流れを引き戻すことはできず、試合は佐賀北リードのまま終了。当時、球場全体が公立校で快進撃を続ける佐賀北を応援しているかのような異様な雰囲気だったといいます。そんな雰囲気に飲まれた主審が誤審をしたのでは? という疑惑さえ飛び出した異例ともいえる試合。真相は今やわかりませんが、広陵の選手たちの「先生、たまりません」というコメントが今も胸に残っています。

Reference:YouTube

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