こんにちは。万年肩こりのニューヨークライター、さめこです。元々私も主人も肩こりに悩まされていて、日本に住んでいた頃は定期的にマッサージ屋さんに通っていました。でも世界一物価の高い街ニューヨークに引っ越してきてからは、マッサージ料金まで高いのでなかなか行けず。。。夫婦で肩を揉み合って節約していました(涙)。
そんな私達の肩こりがピークに達したある日、お友達から「チャイナタウンにリーズナブルで腕がいいお店があるよ!」と教えてもらったので、藁をもすがる思いで行ってきました。
ここ、ニューヨークだよね?!
チャイナタウンに行くのは初めてだったのですが、ここだけ国が違うようでした。お隣のイタリア人街リトルイタリーは、欧米人が多いニューヨークの街並みなのですが、
1本ストリートが違うチャイナタウンに入ったら。。。
中国語の看板、中国人がいっぱい。至る所で中国語が飛び交っていました。「あれ!? ここ、ニューヨークだよね?」と一瞬錯覚してしまうほど、ここは中国でした。
いよいよ、怪しいマッサージ屋さんに潜入
そんなチャイナタウンの中心地に、目的のマッサージ屋さんはありました。
ここがお店の入り口。・・・怪しい。ちょっと帰りたくなったけれど、怯えながら中に入ると、
こんな感じ。やっぱり怪しい。。。でももっと怪しかったのが、マッサージを担当してくれるというお姉さんに案内された個室で。。。
とても薄暗く狭い。。。しかも「上半身裸になってベットに横になって」と言われたので、「神様、何も怖いことは起こりませんように」と心の中で祈りながら服を脱ぎ、ベットに横たわりました。
でもマッサージが始まったら、それはもう極楽。指圧は強すぎず弱すぎずちょうど良くって、「ソコっ!」というツボを押さえたマッサージ。腕は確かでした。しかも30分20ドルというリーズナブルなお値段! とてもコストパフォーマンスの高いお店だったのです。
【注】ワンピースやTバックを履いて行くのは、やめましょう
そうやって私達夫婦がマッサージ屋さんに通うようになり、同じく肩こり・腰痛に悩む友人達に「このマッサージ屋さん、怪しいけど腕は確かだよ!」と言っていたら・・・
「さめこちゃんがオススメしていた、チャイナタウンのマッサージ屋さんに行ってみたい!」
と友人A子からリクエストがありました。私もちょうど肩が凝り始めていたので、一緒に行くことに。いつものように怪しい個室に入ってマッサージしてもらうこと、1時間。
さめこ「A子、どうだった?」
A子「マッサージはすごく良かったけれど、おじさんに生尻揉まれたよ(笑)」
と衝撃の感想。詳細を聞いた所、この日A子はワンピースを着ていて、しかもTバックのパンツを履いていたそう。マッサージを受ける際は上半身裸になる為、Tバックのパンツ一丁になるしかなかった。さらに担当したマッサージ師さんが女性ではなく男性で、しかもおじさん。
そのおじさんがA子がTバックだった事に気付かなかったのか(気付いていたかもしれないけれど(笑))、生尻をマッサージされるという悲劇が起きたらしい。咄嗟に「タオルの上からマッサージしてください」と伝えたので、その後は生尻を揉まれることはなかったようだけれど。
幸いA子はあまり気にしない性格だから笑いながらネタにしていたけれど、日本だったら色々ありえない! 日本なら半裸の女性客に男性を担当につけないし、着替えの服があるはずだし、そもそも生尻だったらそこ揉まないでしょ。。。と色々突っ込み所、満載である。
でも一方で、それが海外なのだなとも思うのでした。とはいえ、コストパフォーマンスも高いし、マッサージの腕も確か。肩こり・腰痛・足の痛みに悩んでいる方、ニューヨーク観光で歩き過ぎて足が棒になってしまった方、怪しくても綺麗じゃなくても全然オッケーな方、且つ、ワンピースやTバックじゃない方には、とてもオススメのお店です(笑)。