「体にいいこと大好き!」なニューヨーク在住ライター、さめこです。みなさんは、オーガニックスーパー「ホールフーズ」はご存知ですか?
ホールフーズとは、野菜からお肉などの食品から、シャンプーやハンドクリームなどの日用品まで、あらゆるオーガニックが揃うスーパー。さらに地元産を多数とり揃え、輸送のCO2を減らせて環境にも優しい「地産地消」にも力を入れています。他のスーパーに比べて少々お値段は高いけれど、このコンセプトはヘルスコンシャスでエコに関心が強いニューヨーカーに大ウケ。私が住んでいるマンハッタンには7店舗もあり、大好きなスーパーの一つです。そんなホールフーズLOVERな私の元に、
「ブルックリンにあるホールフーズは最先端だから、一見の価値あり!」
という友人からの情報が。
ということで。ブルックリンにある噂のホールフーズへ
ここがブルックリンの3rd Streetにあるホールフーズ。
中に入ると、定番の山積み野菜や果物がお出迎え。ここまではマンハッタンのホールフーズとなんら変わらないですが、いくつかブルックリンの店舗にしかない特徴がありました。
その① スーパーの屋上で育てた無農薬野菜を販売
屋上に上がると、なんと560坪の広大な農園が!! しかもこの農園では温度や湿度をコンピューターで管理。農薬を使わないし、通常の10分の1しか農業用水を使わず1エーカー辺り20~30倍の生産量を実現しているそう。最新のテクノロジーって凄いですね!
そして「ROOFTOP GREENHOUSE」というコーナーで、屋上で育てた採れたて野菜を購入することが出来るんです。もう「地産地消」を超えて「店産店消」ですね(笑)。
その② 太陽光発電も導入
駐車場を上から見るとビックリ、駐車場の屋根が太陽光発電になっている! 電気も自然の力で自給自足しているなんて衝撃でした!! そこまでやっちゃうのね、ブルックリンのホールフーズ。
その③ 2階にはバーやルーフトップも
更に2階には。。。
イートインスペースや、
開放的なルーフトップ、
さらにはお酒が飲めるバーまで!! この日は朝早い時間に行ったにも関わらず、イートインスペース、ルーフトップ、バーでは、Macで仕事をしている人がいたり、友人とのお喋りに興じる人、お酒を楽しんでいる人など、ブルックリン住民の憩いの場になっていました。
もはや、ただのスーパーではない!!
ブルックリンのホールフーズは、もはやただのオーガニックスーパーという枠に留まらず、食べ物を育てることについて、環境について考えさせられる場であったり、地域のコミュニティ形成にも貢献している場であったり。 。。近い将来、世の中のスーパーがこんな風になったらもっと楽しくなるだろうなぁと思わずにはいられませんでした。
今日本ではサラベス、クロナッツ、マグノリアベーカリー、来年には前回の記事でご紹介したシェイクシャックなどなどニューヨークで人気のお店が次々と上陸しています。
でも私の中で一番上陸して欲しいのが、このホールフーズ! ホールフーズを通じて食の大切さを知ったり、環境について考えるきっかけになると思うから、是非とも上陸してほしいなぁ!! もしこの記事を仕掛け人の方が読んでいたら、何卒よろしくお願いします!