大型の家電店にいくと、テレビやステレオやら、レコーダー類などがきれいに整然と並べられている。限られたスペースでできるかぎり目をひくように、そして単価の高いものから売れるように陳列するのは、小売業の重要なテクニック。売り場が広大な店にも、一坪ショップのような店にも、それぞれの陳列ノウハウというものがある。
ある家電店での話
映像はイギリスにある家電店での話。防犯カメラがその一部始終を捉えた。
その店は新型のフラットテレビを来店客のすぐ目につく場所に置いていた。お客さんの1人が興味を示し、座り込んでよく見ようとのぞき込む。手を伸ばし、なにかを操作しようとする。するとそのフラットテレビが･･･信じられないことにフラフラと後ろに倒れてしまうのだ。そこに運悪く･･･というか陳列だから仕方ないが、別のフラットテレビがありともに倒れてしまう。客は立ち上がり、目の前の光景に驚いて身を引く。その背後にもまた2台のフラットテレビが･･･ドミノ倒しのごとく、計4台のテレビが、おそらく売り物にならないダメージで床に崩れ落ちたのだ。
Reference：YouTube
「総額5,000ポンド以上」（日本円で60万円以上）と店のYouTubeチャンネルに投稿されたこの動画のタイトルにはあるが、請求うんぬんの説明はない。おそらくこの動画をアップして集客を狙おうと店は考えた。その了承を取り、客へや請求しなかったのではないか。
さて、そのフラットテレビの陳列方法だが、これを見てみなさんはどう思うだろうか？ そして、こんな事態になったら･･･。
