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消費支出の推移からファッションの傾向を分析してみた

沢葦夫 沢葦夫


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よりファッションを個性の表出として楽しんでいる

バブル経済の頃やその少し前、ファッションとは、みんなが着ている流行りの服を自分も後れないように着ること、名の通ったブランドの服をそれと分かるように着こなすこと、でした。消費者はメーカーや販売者の描いたストーリーに乗って服を買い揃え、また新しいモデルが出たと言っては買い替えていました。その頃の売上と現在を比べれば、大きな差になるのはあたりまえに思えます。

若い人は実入りの都合などでお金を使わなくなった上に、消費も上手くなったというのが正解かもしれません。ちょっと気に入らない服でも、帽子や靴でコーディネイトし、トータルでの見栄えで調整します。すでに世の中には出回っていない古着などもうまく取り入れていますよね。小物も含めファッションに活用するものを広げているのが実態でしょう。

その目標とするところは、自分らしさであり、その場の雰囲気に合わせること。高級なブランドの服でステイタスを示すのではなく、自分に合ったブランドを探しています。それにメーカーや販売会社は、価格やデザイン、供給方法でどう応えるかが、現在重要とされているところです。これまでのセオリーはますます通用しなくなってきています。

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