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お洒落に悩むおじさんに。ネイビーとグレーのニットをオススメする理由

ゆきびっち ゆきびっち


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ここ10年考え続けていることがある。なぜファッション・センスに自信のないおっさんほど、柄ものを着たり、重ね着をしたりするのだろうと。シンプル・イズ・ベストという言葉を、多方面で使うのにも関わらず、ファッションにおいては他人のふりをして素通りだ。そこで今回、ニット商戦真只中のアパレル業界に少しだけ貢献できるような、「おっさんのためのニット選び」について話をしたい。

おっさんほどシンプルなニットを選べばいいと思う

昔から提唱していることがある。もはやフェチと言ってもいいかもしれない。お洒落に自信のないおっさんはシンプルなニットを着ればいいと思う。言い換えれば、シンプルなニットを着こなす男性は、魅力的に見える。なぜならスーツや制服同様、どんな人でも格好良く見える万能のアイテムだと思うからだ。ではどのようなニットを選べばいいのだろうか。
 

カラーは彩度が低い、「ネイビー」か「グレー」を選ぶべし

まずはカラーから掘り下げてみよう。
色には彩度があり、高いと色が強く鮮やかに見え、低いと柔らかくぼやけて見えるが、それは着ている人に対しても同じ効果を与える。つまり、ヴィヴィッドな色を着ている人ほどエネルギッシュに見え、柔らかなトーンの色を着ている人はおだやかに見える。例えると、前者は女王様の赤いボンテージで、後者は小料理屋のおかみさんの和服だ。両者に抱くイメージの差は歴然だろう。
 

 
洋服のベーシックカラー、黒、ベージュ、グレー、ネイビーで比べてみる。黒と白は彩度が高く、色黒サーファーやパーティーおっさんが着るとチャラさが倍増し、反対に引きこもりのおっさんが着れば肌の色白さを際立たせて貧相に見えてしまう。つまり個性が目立ちすぎてしまうのだ。

そう考えると黒に比べて、トーンが下がったネイビーやグレーを選ぶべきだろう。白、ベージュはものによって彩度は低いが、明度は高く、黒同様にキャラクターを目立たせてしまう。そのため今回は没個性的ともいえる「ネイビー」と「グレー」に焦点を当てたい。
 

 
2色の利点は以下の通りだ。ネイビーもグレーも知的な印象を与える色なので、スーツにも採用され、一般の男性にとって馴染みがあり取り入れやすい。ネクタイ選びを想像してもらうと分かる通り、その2色は他の色とも親和性が高く、挿し色を混ぜても馴染む。ともすればお洒落に見える。また、それぞれ濃色を選べば、着やせ効果を発揮できることも利点として挙げられよう。
 

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