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【本当?】PDCAにこだわる人は仕事ができない

芦沢壮一 芦沢壮一


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人間が仕事を続けるために

私たちが価値ある仕事や役割を続けたいのならば、まず何に力を集中すればいいのか正しい判断をすることが必要です。走り出す前に正しい方向をきちんと把握し、そして走りながら何をするのか、価値をどこに見出すのか、想像力・創造力が求められます。

反面、右脳的な思考の価値が、今後ますます高まると考えています。非定型、ゆらぎ、曲線、ランダム、0から1、多様性、感性、感情、肌感覚、自然物、etc.そういったものの中に、何にも取って代わることのできない価値の発見と、私たちの役割を見出すことが出来るはずです。

それらの中には、今まで私たちが意味のあるものと捉えていなかったものも含みます。これまでは「仕事」と信じて疑わなかったものがそうでなくなり、「遊び・ムダ」と思っていたものが価値ある仕事になる。パラダイムシフトが本当に現実化しつつあることを、私は日々感じています。そこにはPDCAは要りませんし、むしろPDCAサイクルを壊すことで初めて新たな気づきの端緒を見出すことができます。

そんなことを頭の中で描きながら日々を過ごしていると、平凡に見える日常が興味深く見えてきます。私たちの行動は、ずっと深いところで見えない何かにコントロールされています。それは社会規範だったり、学校での教えだったり、家庭でのしつけだったりと人によって様々です。「大人になったし、今さらそんなことは意識していないよ」と自分自身は思っていても実際はそうではないのです。

意図してPDCAサイクルを壊すことで、そんな長年の「しがらみ」に気づくこともでき、自由に考え行動できるための準備を行うことができます。そんな人たちが少しづつ増えていくことで、より意味ある社会が実現していきます。果たして5年後、10年後がどんな社会になっているのかが、本当に楽しみです。

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