実は血を吐くほど大変なアナウンサーの仕事
すごい偏見で申し訳ないんですけど、アナウンサーになる方って野球選手とか社長とか金持ちと結婚したい! みたいな下心があるんじゃないかと思っているんですが、実際どうなんですか?
やっぱりそういうイメージですよね・・・。
はい・・・。
ぶっちゃけると、そういう下心だけでアナウンサーをしている人はほとんどいませんよ。
ほとんどいないってどれくらいですか?
全体の1割くらいですかね。
すくなっ!!!!
そのためになるには、割に合わない職業です。辛すぎて続かないです。
舐めてて、本当にごめんなさい・・・。
アナウンスの練習は毎日必要ですし、アナウンサーってあくまで出演者の方のサポートをする役目なので、現場ではお茶くみもしますし、現場の掃除もしますし、スタッフの方から怒鳴られたりとかも普通にあります。自分でどんどん営業しないと仕事も来なくなるし・・・。思っている以上に地味で辛い仕事です。
ちやほやされるだけの職業ではないとうことですかね・・・?
そうです。私は、先輩に「アナウンサーやめろ」と言われたのが悔しくて毎日何時間もアナウンスの練習をしてたら喉がきれて血を吐きました。
辛い・・・。
だけどアナウンサーをタレントと勘違いして志望する子も最近増えています。
そういう人の特徴ってありますか?
リポートで自己紹介の時に「元ミス〇〇です!」とか勝手に自分アピールしちゃうみたいな・・・。いやいや、自分アピールの時間じゃないよ、って。
相当ムカついていますね。
基本的にはアナウンサーの世界って枕とかないんですけど、そういう子は枕してたりする事も多いですね。
そういう勘違いアナウンサーみたいな人って将来的にどうなるんですか?
タレントに本当になる子もたまにいますよ。でも辞めていくか、すごいピタピタの格好で旅行するイメージビデオとか出したりしますね・・・。
なにそのビデオ・・・凄い気になる・・・。
あとは、グラビアもほとんど布の面積がない水着を着てたりとか・・・。
「元〇〇のアナウンサー衝撃のグラビアデビュー」とかよく見ますね。確かに。
きちんとしたアナウンサーだったらいいんですけど、アナウンサーとしてのお仕事をしたことがないのにアナウンサーとか元アナウンサーという肩書きがついていると「ん?」と思っちゃいますね。現にそういう人のせいでアナウンサーってちやほやされたい人がなる職業だと思われているわけで・・・。