僕のように人類滅亡の予言で人生をおかしくした人は相当数いたはずだ。人生を狂わせたノストラダムスを僕は許すことができない。無責任すぎる。無責任を承知で勝手なことをいうが、人類滅亡の予言をするなら、外れてもいいが、せめて日本社会壊滅くらいの規模では当てて欲しかった。それが完全に大外れって。うそーん。
1999年のつまずきは僕の人生を大きく狂わせた。三つ子の魂百まで。成長期に本気になれない体質になってしまったので、結婚、別居、退職といった人生の分岐点の全てでも本気になれずにしくじり続けている。その結果が2017年現在のアルバイト生活。人類滅亡リセットボタンとは、このどうしようもない人生が終わるまで付き合っていくしかない。
先日、たまたまエイちゃんを見かけた。同じ人類滅亡信者であっても、僕よりもはるかにアホだったエイちゃんは、僕よりも酷い人生を送っていなければならない。それが道理。人の道。ところが往来で見かけたエイちゃんは、おかしいなぁ、遠足装備をした小学生軍団数十名を引き連れていた。「101匹ワンちゃん」の人間バージョンの可能性も否定できないが、論理的に考えて小学生を引率している教員ととらえる他なかった。
