つい「頑張ってしまう」あなたへ
頑張り屋さんのあなたへ、まずはお疲れ様です。頑張りやさんほど、自分のストレスに鈍感です。というのも生真面目さんほど「まだ頑張らなきゃ」と心の疲れたサインを見逃すことを習慣にしてしまっているので、本当の限界にならないと疲れを感じられなくなっているのです。そんなあなた、もしかすると下記に心当たりはありませんか？
○ 熱があるのに試験を乗り切ってその後倒れる
○ 休みになった時に限って具合が悪くなる
○ 人からの頼み事はどんな状況でも断れない
○ 頑張ってる自分が何となく好き
これらに該当する人に当てはまるのは「我慢して限界まで走り切ることで何とかなる」という成功体験を持っていることです。私も幼少期に県庁所在地を全部書けないと再受験になって帰宅できないテストを、39℃の熱をおしてやり切りました。こういう「頑張って乗り切った」経験自体は素晴らしいのですが、生真面目な人はさらにもうひとひねりして「頑張らない自分には価値がない」くらいに思いつめます。
そこにはもしかすると成果を出さないと認めてもらえない親にしごかれた経験や、塾の順位にナーバスになった記憶などが関わっているのかもしれません。その原因を突き止める旅も長期的には重要ですが、ここではまずあなたがもう少し早く「疲れたぁ、もう休んじゃおう」と思えるエクササイズをご案内します。
