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“裏切るオトコ”を育ててる? ハイパー依存女を斬る【連載】外資系OLの上から恋愛斬り

トイアンナ トイアンナ


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こんにちは、メンタルの殺人鬼トイアンナです。前回までの連載では就活をザクザク切り刻んでまいりましたが、今回からは恋愛、特に「愛している人に愛されない」苦しみをすっきり! 斬り刻んでいこうと思います。

さて、初回は「浮気されて捨てられる」女子を上からぶった斬ります。そんな彼女のぼやく言葉といえば・・・・・・

「信じていたのに裏切られた」
「この世に誠実な男性なんていない」
「あんなに最初は優しかったのに」

なんて言葉。「またクソ男を愛する女の沼が開いた・・・・・・助けてアフラ・マズダ様!」と祈る日々です。

この世には、付き合い始めは見えない闇のクソ男たちがいます。別れ際に暴力をふるう奴。お金を貸してくれ! と泣きついて、その金で他の女と遊ぶ奴。郵便受けにカミソリ入れてくる奴。(全て実体験です)

もちろん、クソ男の数と同じかそれ以上に、まともな男性もたくさんいます。クソ男で痛い目を見た女性はいずれ免疫がつき、最終的にはまともな男性を選べるようになるはずです。

・・・・・・が、現実はそうもいかないようです。

浮気にDV!? 理想の彼がクソ男になるとき

事例を出してみましょう。数年来の友人であるチサちゃんは、完璧な清純派女子です。少し気の弱そうな美人顔で、今時めずらしく男性を立てます。彼の誕生日には手作りのマフラーを編み、手料理でおもてなし・・・・・・って80年代の少女漫画か! ばりに尽くします。

職場でもチサちゃんは人気者ですが、外銀の優しい彼氏がいたので見向きもせず、彼一筋でした。ところが付き合って半年たったころ、彼女から相談がありました。

「彼が浮気をしているらしくって、問い詰めたら殴られた」

あわてて駆けつけると、彼女の腕には青あざが。絵に描いたようなDV! 病院へ付き添うことになりました。でも病院で待ちながらふと思い起こせば、チサちゃんが浮気されて別れたこと、通算何回目だっけ? と思うほど、彼女は浮気される女でした。何度も浮気されるなら、その理由は相手の男以外にもあるんじゃ・・・・・・?

しみじみと「信じていたのにまた裏切られちゃった・・・・・・やっぱり浮気しない男の人って、いないよねぇ」と肩を落とす彼女から、後日じっくり話を聞いてみました。

私「浮気に気づく前、何か兆候があったの?」

チサちゃん「付き合ってすぐに“お前は自主性がない”って怒られたのね。服も彼の好みに合わせて、趣味も彼と話せるようになりたいからゴルフを始めて、彼の好きなご飯だけ用意して、一生懸命頑張ったのにそれがダメって」

私「すごっ! そんなに人に合わせるのって、辛くない?」

チサちゃん「辛くないよ。むしろ彼と同じになれると思うと幸せで、それだけ一緒にいられる時間も長くなるし」

ん? 心のアラートが鳴りました。“一緒にいられる時間も長くなるし”? ちょっと、突っ込んで聞いてみることにしました。

私「ちなみに、チサちゃんってどれくらいの頻度でデートとか、電話したいタイプ?」

チサちゃん「デートは毎日会社終わってからと、週末1回くらいかなー。電話は1日1時間? あとLINEは60通くらい送ってるかも」

めっちゃ怖いんですけど。

そういえばチサちゃん、LINEをバンバン送るタイプでした。このお茶会の前だって「明日、何着てったらいいと思う??」とLINEで相談され(それくらい自分で考えてくれよ)と呆れた覚えがあります。

女友達にまで依存するタイプは珍しいですが、女子の中には彼氏へ「今日の服」から「母親の誕生日プレゼント」まで質問してしまう子がいます。彼女の目線では「彼との楽しい会話」かもしれませんが、相手の人生の全てを決めさせられるのは苦痛でしかなさそう。

尽くす系女子に育てられるクソ男は被害者?

そこで逆に、「依存タイプの女子」と付き合った経験がある男の子にも話を聞いてみました。彼から見ると最初は頼られて嬉しいのですが、だんだん「相手の人生を投げつけられている気がする」そうです。全ての選択肢を放棄して、彼に決定権をゆだねているのだから重荷を感じる人もいるでしょう。

重荷に感じた時点で相手と離れられればいいのですが、そうでないと「自分が彼女のことを全て決める」習慣がついてしまいます。そうすると相手が自分の意思どおりに動くのが当たり前なので「自分がしたいこと」と「彼女がしたいこと」を混同し始めます。

彼女からすれば「尽くしているから、愛される資格がある」と信じたいのに、男性は「尽くされているから、頑張って愛情を示さなくても大丈夫」になってしまうのです。ここからは坂道を下るように、彼女の意に沿わない行動が増えていきます。そして最後に浮気やDVといった破滅的な行為にまで進んでしまうのです。
しかし、チサちゃんタイプの女子は別れの瞬間まで文句を言いません。できるだけ彼に合わせようとして、嫌な事をされても「私が悪い」と思ってしまうのです。決定的な別れの瞬間に「どうして尽くしたのにひどいことをするの? 裏切られた!」と騒ぐと、彼もいきなりの攻撃に面食らいます。彼からすれば「彼女が自分の意のままに動く」ことが当たり前になってしまっているからです。

こういう「尽くしたのに裏切られる」女性は、自分でも気がつかないうちにまともな男をクソ男に育ててしまいがち。クソ男にひっかかり続けるだけならまだいいのですが、まともな男までクソ男に変えてしまうブラックホールのような存在です。

そんな女子が恋の最後につぶやく言葉は「信じていたのに裏切られた」ですが、自分でものごとを決めることを放棄しているのだから、裏切られるのは当たり前です。むしろ、彼こそ対等な関係を築くことに難しさを感じるようになってしまった、被害者かもしれません。

裏切られない恋愛の第一歩

「信じていたのに裏切られてばかり」と感じたことがある女子は、まず「自分で立つ」訓練をしたほうがいいかもしれません。今日の服を自分で決める、休日に1人で好きな場所へ行く、ひとりで趣味を始めてみる。そういう小さな「自分を作る」行動が、人に人格を丸投げしないで済む「自立した私」の作り方です。

人に自分のことを全て決めてもらおうとすれば、相手は制限がわからなくなり、いつか自分を傷つけます。「自分を大事にすることが、相手を大事にすること」だと思って、とりあえず今日のご飯、自分の趣味だけで何にするか決めてみてはいかがでしょうか。

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