第1巻
まずは記念すべき、第1巻のポエムから。
我等は 姿無きが故に
それを畏れ
引用:久保帯人(2001年)『BLEACH』 集英社
ひゅー! カッコイイ! 現在の苦労を重ねすぎてやや老けた一護より、幼さの残る表情が覗くのも可愛いですね。早速ですがこちらが超訳英語です。
We, because of their invisibility,
Get awed of them.
★ 超訳英語のポイント
○ We, because of their invisibility(我等は 姿無きが故に)
この順序でテストに書いたら必ずバツになるであろう語順、これが今回のポイントです。普通の文章では主語(We:私たち)の後にすぐ動詞(Get awed:畏怖する)を持ってくるのがルール。
しかしあえて「姿無きが故に」に当たる because of their invisibilityを先に持ってくることで「畏怖の感情を抱いてしまったせいで、怯えてまともな英語で伝えることができない」というニュアンスを持たせることができます。
○ awe(畏怖させる)
あまり見かけない単語かと思いますが「オウ」と発音して「誰かを畏れさせる」という意味になります。この動詞だけだと相手を畏怖させてしまうので、受身の文法(Get 動詞-ed もしくは Be 動詞-ed)で元の意味である「畏れる」にしました。