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(1)「じょじょんよかとこ」と聞いたので小林市に行ってみた

街クリ編集部 街クリ編集部


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作り手の温かさがにじみ出る玩具「ままごとキッチン」

さて、お腹も満たされたという事でまず訪れたのは「ままごとキッチン」が今大人気の川崎建具店。クリスマスが迫る繁忙期ということで、「ままごとキッチン」を絶賛製作中でした。ここでお話を伺ったのは、川崎賢広さん。

https://www.machikado-creative.jp/wordpress/wp-content/uploads/2016/01/P1020486.jpg

編集部:おままごと玩具を作ろうと思い立ったきっかけは何だったんですか?
川崎さん:2008年頃の不況で工場の仕事は減る一方、たたまなければならないような状態にまでなりました。その事をネットショップを経営する友人に相談した際に、「子ども向けの商品を作れないか。うちで販売するよ」と言ってもらったことがきっかけです。

編集部:職人ならではのこだわりなどもあるんですか?
川崎さん:対象年齢2歳からという点で、安全面にはとくにこだわっています。子ども用玩具ということで、全ての角を面取り加工やラウンド処理を施したり、子どもの力に合わせて扉がスムーズに開閉できるようにマグネットの調節や、ダイヤル・水道の頭も良い重さで回る様にしています。また、とにかく素材にもこだわっています。抗菌作用が高く、湿度の調節もしてくれるドイツ樅を使用し、天板や側板など目に付く箇所は特に綺麗な板を使用しています。どんなに精巧に作っても材料で劣ってはいけないと思っています。子どもの玩具ですが、家具と言ってもいいと思います。

編集部:なぜふるさと納税への参画されようと思ったんですか?
川崎さん:2014年9月頃に、私の製品に向き合う情熱と製品自体の素晴らしさに惚れ込んでくれた市役所の方から、「絶対にヒットすると思うから協力してくれないか」と話をもらいました。何より、私の製品が市の活性化の役に立つことが名誉な事だと思ったんです。

  • https://www.machikado-creative.jp/wordpress/wp-content/uploads/2016/01/P10204831.jpg
    玩具のパーツを説明してくれる川崎さん
  • https://www.machikado-creative.jp/wordpress/wp-content/uploads/2016/01/P10204791.jpg
    「ままごとキッチン」ピンク

細かいこだわりと配慮と「ままごとキッチン」へのひたむきさ、これこそクリエイティブです。また、底知れぬ故郷への愛にとても心打たれました。12月のクリスマス間近という最も忙しい時期にも関わらず、本当にありがとうございました!

街角のクリエイティブ ロゴ


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