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歴代NHKドラマおすすめランキングTOP30

街クリ編集部 街クリ編集部


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第10位 ゲゲゲの女房

『ゲゲゲの鬼太郎』の作者・水木しげるさんの妻の生涯を描いた作品。ヒロインは松下奈緒さんが演じています。縁談で、貸本漫画家の水木しげると結婚することになった主人公。無名の漫画家であった夫との暮らしは貧しく苦しいものでしたが、夢を追いかける姿に心を打たれたヒロインは、夫のことを一生懸命支えます。念願が叶い、ヒット作が出ますがそこから生活が急変していく・・・というストーリー。

水木しげるさん役を演じたのは、向井理さん。戦争中に左腕を失ってしまっていたり、破天荒な性格など難しい役どころを演じきる向井さんにも注目です。二人が支えあいながら困難に立ち向かっていく姿に、こういう風に自分も家庭が築けたらいいな、と憧れられずにはいられません。

放送: 2010年3月29日 – 9月25日(全156回)
出演:松下奈緒/向井理/野際陽子/有森也実/南明奈
脚本: 山本むつみ
演出:渡邊良雄/勝田夏子/一木正恵/尾崎裕和/渡辺哲也/堀之内礼二郎/佃尚能
プロデューサー:谷口卓敬(制作統括) / 落合将
主題歌:いきものがかり『ありがとう』

第9位 ハゲタカ

社会派小説『ハゲタカ』と『バイアウト』が原作となりドラマ化された作品です。ドラマがヒットしたため映画化もされました。主人公鷲津が口にする「腐った日本を買い叩く!」というセリフのとおり、外資系投資ファンド日本法人代表の鷲津が日本企業の買収をしようとすることで巻き起こる問題が描かれています。またライブドアの粉飾決算などの時事問題がモデルとなったシーンもあり、そうした背景を知っていると更に楽しめます。

「カネのある悲劇とカネのない悲劇」というセリフが冒頭で登場するのですが、「お金とはなんなのか」を考えさせられる作品です。ただ淡々と買収劇が繰り返されるだけでなく、そこに関連する人間模様なども描かれており、投資や経済問題に詳しくない人でも面白く観ることができますよ。

放送:2007年2月17日 – 3月24日(6回)
出演:大森南朋/柴田恭兵/松田龍平
脚本:林宏司
演出:大友啓史/井上剛/堀切園健太郎
プロデューサー:阿部康彦
主題歌:佐藤直紀『ハゲタカ』

第8位 新撰組!

様々なヒット作品を生み続けている三谷幸喜さんが脚本を手掛けた作品です。新撰組というとこのドラマが放送されるまでは、凶暴な集団と言うイメージをもたれていました。しかしそのイメージを一新し、時代を生き抜いた青年たちの姿がイキイキと描かれています。青春群青劇、とされていますが、まさにその言葉がぴったりな作品となっています。

キャストも香取慎吾さんや藤原竜也さん、山本耕史さんなど若いメンバーで活気があります。笑いあり、涙あり、のキラキラした青年たちの姿を見ることができます。大河の中でも超名作なので、まだ見たことがないという人はぜひご覧ください。

放送: 2004年1月11日 – 12月12日(全49回)
出演:香取慎吾/藤原竜也/山本耕史/優香/オダギリジョー
脚本:三谷幸喜
演出:清水一彦 ほか
プロデューサー:吉川幸司
主題歌:ジョン・健・ヌッツォ『「新選組!」メイン・テーマ』

第7位 ごちそうさん

食べることが大好きな西洋料理店の娘、め以子。そんなめ以子の家にひょんなことから居候することになった悠太郎。最初は仲良く出来ない二人ですが、次第に恋心を抱き、め以子は「食べることより、食べさせること」に目覚めていき料理の腕をどんどん上達させて・・・というストーリー。大正から昭和という激動の時代に自分の大切な人たちを、ちゃんと食べさせていく一生懸命な姿に心打たれます。

そして現在プライベートでも夫婦となったヒロインの杏さんと東出昌大さんが出会ったドラマでもあります。いずれ結婚する二人、ということに思いを馳せながらもう一度見直してみるのもいいかもしれませんね。

放送: 2013年9月30日 – 2014年3月29日(150回)
出演:杏/東出昌大/財前直見/原田泰造/キムラ緑子
脚本:森下佳子
演出:木村隆文/小林大児/福岡利武/盆子原誠/渡辺哲也/佐々木善春
プロデューサー:内田ゆき
主題歌:ゆず『雨のち晴レルヤ』

第6位 セカンドバージン

敏腕出版プロデューサーるいと妻子のある17歳年下の男性・行との不倫愛を描いた作品。るいは鈴木京香さん、不倫相手を長谷川博己さん、行の奥さんを深田恭子さんが演じました。過激なベッドシーンなどもあり当時、かなり注目された作品でした。

もう恋なんてしないと思っていたのに、ふいに出会った17歳も年下の既婚者に本気で恋に落ちてしまう・・・ドラマではよくある話ではあります。しかし作中で中年の女性像があまりにリアルに描かれており、見ていると思わず「自分だったら・・・?」とふと考えてしまいます。そんな風に知らない間にぐいぐいと引き込まれてしまう作品です。深田恭子さんの怪演にも注目です。

放送: 2010年10月12日 – 12月14日(10回)
出演:鈴木京香/深田恭子/長谷川博己
脚本:大石静
演出:黒崎博/柳川強
プロデューサー:田村文孝
主題歌:倖田來未『あなただけが』

第5位 真田丸

2016年に放送され大変話題となった「真田丸」。「新撰組!」と同じく三谷幸喜さんが脚本を手掛けた作品です。「新撰組!」同様、男たちが時代を生き抜く姿を描いているのですが、真田丸には渋みがあります。主演の堺雅人さんだけでなく、大泉洋さん、草刈正雄さんなどなど脇を固める俳優陣も豪華で個性的。真田幸村の生涯をダイナミックかつユーモアたっぷりに描いた作品となっています。

三谷幸喜作品の特徴である独特でコミカルなセリフ回しも楽しいです。どのように戦が進んでいったかの図を利用して説明してくれるので、歴史に詳しくない人でも観やすい作品となっています。「終わるのが嫌だ!」と切実に思うくらいハマってしまう人が続出しました。「大河ドラマはちょっと・・・」と思っている人こそ食わず嫌いせずにご覧になってはいかがでしょうか。見終わるころにはきっと「真田ロス」になっているはずです!

放送: 2016年1月10日 – 12月18日(50回)
出演:堺雅人/大泉洋/草刈正雄/長澤まさみ
脚本:三谷幸喜
演出: 木村隆文/吉川邦夫/田中正/小林大児
プロデューサー:清水拓哉/吉岡和彦
主題歌:『「真田丸」メイン・テーマ』

第4位 あさが来た

舞台は江戸時代末期から明治時代。主人公は「女性は勉強せずに、結婚し家に入るもの」と決められたルートを歩むことに不満を持つ「白岡あさ」。主人公は、現在ドラマに多数出演している波瑠さん演じました。好奇心旺盛でおてんばなあさが、経営者として銀行や生命保険会社、日本初の女子大を設立するなどいろんなことにチャレンジしていく、というストーリー。

どんな壁があってもまっすぐ自分の信じる道を突き進むあさの姿は、観ている人の心だけでなく、社会全体を明るくしてくれるようなパワーがあります。また平均視聴率が23.5%となっており、20世紀に放送された朝ドラの中では最高の視聴率を記録しました。ぜひ、パワフルなあさに元気を貰ってください。

放送:2015年9月28日 – 2016年4月2日(156回)
出演:波瑠/玉木宏/寺島しのぶ/升毅/柄本佑
脚本:大森美香
演出: 西谷真一/新田真三/佐々木善春/尾崎裕和/中野亮平/鈴木航
プロデューサー:佐野元彦
主題歌:AKB48『365日の紙飛行機』

第3位 龍馬伝

歌手・俳優として活躍する福山雅治さんが江戸時代末期の志士・坂本龍馬を演じた「龍馬伝」。坂本龍馬のやってきたことはあまりにも有名ですが、幕末に海外から様々なアクションがあるなか、日本を守る為に立ち上がる姿はやはり胸が熱くなります。

こちらの作品で演じられた龍馬像については、フィクション的な要素が多すぎるのでは? という疑問の声も多くあります。しかし、あくまでフィクション的な要素があると理解しつつ、作品で描かれる世界観を楽しむ、というのが大河ドラマの楽しみ方でしょう。ぜひ、「龍馬伝」で描かれている幕末の様子を楽しんでください。

放送:2010年1月3日 – 11月28日(48回)
出演:福山雅治/香川照之/大森南朋/伊勢谷友介
脚本:福田靖
演出: 大友啓史ほか
プロデューサー:土屋勝裕/鈴木圭/岩谷可奈子
主題歌:『龍馬伝オープニングテーマ』

第2位 おしん

朝ドラ最大のヒットドラマといえば「おしん」。平均視聴率は52.6%、最高視聴率は62.9%と今考えると信じられない数字。また日本だけでなく台湾、フィリピン、アフガニスタンなど世界62カ国で放映されており、ワールドワイドに愛されている作品となっています。

舞台は明治後期の日本。山形の貧しい村に生まれた主人公・おしんは口減らしのために年季奉公に出されます。そこから奉公先での慣れない仕事に勤しみますが、耐えられず脱走してしまいます。その後も次の奉公先や弟子として入った女髪結いの店、結婚などとにかく様々な困難がおしんに襲いかかります・・・。どんな困難も諦めずひたむきに立ち向かうおしんの姿に誰もが生きる勇気をもらえます。いわずと知れた朝ドラの超名作。必見です。

放送:1983年4月4日 – 1984年3月31日(全297回)
出演:小林綾子/泉ピン子/伊東四朗/大路三千緒/高森和子
脚本: 橋田壽賀子
演出: 橋田壽賀子
プロデューサー:岡本由紀子

第1位 あまちゃん

現在歌手としても活動するのんさんの代表作「あまちゃん」が第1位! 人気脚本家宮藤官九郎さんが手がけた作品です。主人公アキの口癖「じぇじぇじぇ!」やドラマが終わることの悲しさから誕生した「あまロス」という言葉はその年の流行語大賞に選出されるなど社会現象となりました。

物語は、東京出身の地味で暗い女子高生アキが北三陸に引っ越す所から始まります。アキは祖母の家業であった海女を目指すになります。実際海女になると、その愛らしさから地元で評判となり、他県からも観光客が溢れるようになりました。そして地元の美少女で親友のユイと一緒に東京でアイドルになることを目指します。その数年後、東日本大震災が起こり再び地元に戻り・・・というストーリー展開。アキやユイの様々な人の期待を背負いながらまっすぐに頑張る姿を見ていると自分も背中を押されるような気持ちになります。

そしてこちらのドラマの見どころはストーリーだけでなく、個性的な登場人物や、セリフのテンポやユーモア、端々に挟み込まれるオマージュ。最高に笑って泣ける作品となっています。まだ見ていないという方、ぜひご覧ください!

放送:2013年4月1日 – 2013年9月28日(156回)
出演: 能年玲奈/小泉今日子/有村架純/松田龍平
脚本: 宮藤官九郎
演出: 井上剛/吉田照幸/梶原登城他
プロデューサー:訓覇圭/菓子浩
主題歌:大友良英『あまちゃんオープニングテーマ』

まとめ

おすすめ30作品をランキング形式で紹介してきました。大河、朝ドラ、夜ドラ、どれも名作揃いで選ぶのに相当迷いました。ランキングから外れたものの中にも名作がありすぎ、ご紹介できず本当に惜しい気持ちです。

お馴染の作品も多いですが、「これはまだ見たことがなかった」と言う作品があったら、本当におすすめですので、ぜひご覧ください。

きっとこれからもNHKは時代を彩る名作を沢山放送してくれることでしょう。昔の作品もいいですが、新しい作品を見るのも楽しみですね!

それでは、今日はこの辺で!

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