こんにちは。三度の飯よりドラマが大好きなアドコンシェルジュです。月曜日から日曜日まで昼夜問わず、またNHKから日テレ、TBS、テレ朝に至るまでチャンネル問わず、録画を駆使してドラマを見まくっています。最近はYoutube（ユーチューブ）動画として無料でテレビドラマを見られますが、やはり大きな画面でじっくりと俳優の細かい表情や演技まで感じながらドラマを堪能したいですよね。
ドラマと言って思い浮かぶテレビ局と言えば、やはりフジテレビですよね。月9という言葉に代表されるようにいくつもの名作ドラマが制作され、私たちを楽しませてきてくれました。
そこで今日はフジテレビの歴代の名作テレビドラマを独断と偏見でランキング付けしたいと思います。「そんなドラマあったな」という懐かしいものから、2016年、2017年に放送された最近のものまで一挙に30タイトルご紹介します。それでは早速どうぞ！
第30位 恋仲
「フジテレビが作ったひさびさの王道ストーリー」として話題になった「恋仲」。出だしこそ視聴率が伸び悩んだものの順調に回復し、最終回は11.5%と挽回しました。富山の高校の幼馴染みである三浦葵（福士蒼汰）と芹沢あかり（本田翼）は両思いの中。しかし、ある日クラスに東京から蒼井翔太（野村周平）が転校してくることによって二人の関係に変化が訪れる。あかりを思う翔太は卒業式の日、ある秘密の行動に出る。それがきっかけで葵とあかりはお互いの気持ちを伝えられないまま離れ離れとなる。7年後、東京の建築設計事務所で働く葵は、医者となった翔太と再会する。そして翔太はあかりが自分の彼女であることを伝える。再び葵に惹かれるあかり、親友の彼女ながら葵もあかりが気になってしょうがなかった。翔太が言えなかった「ある事」がきっかけで三人の関係は思わぬ方向へと向かって行く。
放送：2015年7月20日-9月14日（9回）/月曜日21:00-21:54（54分）
出演：福士蒼汰/本田翼
脚本：桑村さや香
演出：金井紘/宮木正悟
プロデューサー：藤野良太
主題歌：家入レオ『君がくれた夏』
第29位 愛しあってるかい!
バブル絶頂期に放送されたフジテレビのトレンディ学園ドラマで最高視聴率26.6%を記録した。渋谷にある男子校「南青山高校」と近くにある女子校「表参道女子高校」を舞台に先生、生徒が繰り広げるドタバタ劇が見どころ。南青山高校の教員である日色一平(陣内孝則)はある日の朝、痴漢に間違われて取り押さえられる。取り押さえたのは表参道女子高校の教員である椎名吹雪(小泉今日子)だった。これが二人の運命的な出会いとなる。体育の時間に、吹雪のクラスの生徒が倒れ、妊娠の疑いがかかる。
吹雪は原因が南青山高校の生徒であると早合点し、南青山高校に乗り込む。するとそこにいたのは担任の一平だった。一平と生徒を平手打ちした吹雪だったが、妊娠が勘違いである事がわかる。吹雪同僚である篠田里美（藤田朋子）に促され、一平をお詫びの食事に誘う吹雪。この食事から先生、生徒を巻き込んだドタバタな展開へと突入する。
放送：1989年10月16日-12月18日（10回）/月曜日21:00-21:54（54分）
出演：陣内孝則/小泉今日子
脚本：野島伸司
演出：楠田泰之/永山耕三/斉藤郁宏
プロデューサー：山田良明/大多亮
主題歌：小泉今日子『学園天国』
第28位 空から降る一億の星
木村拓哉と明石家さんまという豪華なタッグで話題となったサスペンスドラマ。ある女子大生殺害事件を担当する刑事、堂島完三（明石屋さんま）は妹の優子（深津絵里）とともに、優子が以前家庭教師をしていた西原財閥の娘・西原美羽（井川遥）の船上パーティーに参加する。そこでフレンチレストランの見習いとして働いていたのが片瀬涼（木村拓也）だった。美羽はそのパーティーで涼と出会ってしまったがために運命を狂わされる
涼の正体に次第に気がつき、美羽に忠告する完三だったが、涼の魅力にとりつかれた美羽は聞く耳を持たず、ついには邪魔する婚約者まで殺してしまう。涼は美羽をかばうふりをして自首するが、その事を思いつめた美羽は自殺してしまう。すべては涼の計算づくの行動だった。
美羽を殺した涼は次に完三の妹である優子に近づく。優子もまた涼の謎めいた魅力に次第に惹かれていく。その事に気がついた完三は涼をナイフで刺すが、刺されたショックで涼の閉ざされた過去が明らかになっていく。何者かに撃たれて殺された涼の父親、その父を撃ったのは思わぬ人間だった。そして涼と優子の出会いもまた数奇な運命が導いたものだった。
放送：2002年4月15日-6月24日（11回）/月曜日21:00-21:54（54分）
出演：明石家さんま/木村拓哉/深津絵里
脚本：北川悦吏子
演出：中江功/平野眞
プロデューサー：高井一郎/牧野正
主題歌：エルヴィス・コステロ『スマイル』
第27位 プライド
月9枠で放送された木村拓也と竹内結子の他、佐藤浩市、坂口憲二、市川染五郎、佐藤隆太、石田ゆり子など豪華なキャスト陣で話題となった青春スポーツドラマ。人気の実業団アイスホッケーチームである「ブルースコーピオンズ」のスター選手であり、キャプテンである里中ハル。ある日テレビ局の取材が入った会場に居合わせたのは、会社の同僚である相沢百合（中越典子）、石川知佳（MEGUMI）と来ていた村瀬亜樹（竹内結子）だった。アイスホッケーは興味がなかったが2年も連絡のない彼を待ち続ける亜樹に百合と知佳が「別の彼を」と連れ出したのだった。
この日がきっかけとなり、デートすることになったハルと亜樹、最初は軽い気持ちだったハル、ハルに興味がなかった亜樹だが、お互いに惹かれあっていく。ハルのくさすぎる台詞と、王道すぎるスポ根シーンが病みつきになるドラマです。
放送：2004年1月12日-3月22日（11回）/月曜日21:00-21:54（54分）
出演：木村拓哉/竹内結子
脚本：野島伸司
演出：中江功/澤田鎌作/平井秀樹
プロデューサー：杉尾敦弘/牧野正
主題歌：クイーン『ボーン・トゥ・ラヴ・ユー』
第26位 同・級・生
ビッグコミックスピリッツに連載された柴門ふみの漫画を原作とするドラマ。大学の同級生で恋人同士だった名取ちなみ（安田成美）と鴨居透（緒形直人）は、就職活動時お互いが忙しいためにどんどんすれ違ってしまい、卒業前に別れてしまう。1年3ヶ月後。お互いを忘れられないちなみと鴨居は、同窓会がきっかけで再会を果たす。しかし、透を想う杏子（菊池桃子）と飛鳥に猛アプローチをかける飛鳥浩史（石田純一）の存在もあり、二人の恋愛はなかなか進展を見せない。
優柔不断な二人の主人公にイライラしながらも、見続けられる往年の恋愛ドラマといった感じです。二人の恋の行方は！？ ラストは是非ドラマを見てください。
放送：1989年7月3日-9月25日（13回）/月曜日21:00-21:54（54分）
出演：安田成美/緒形直人
原作：柴門ふみ
脚本：坂元裕二
プロデューサー：山田良明/清野豊
主題歌：ZIGGY『GLORIA』
第25位 ビーチボーイズ
当時「好きな男性タレントは？」と聞いて真っ先に名が挙がっていた飛ぶ鳥を落とす勢いの反町隆史と竹野内豊が共演した夏を感じることができるキラキラ月9ドラマ。それまで月9といえば恋愛ものが多かったがこのドラマは男同士の友情をメインに描いており、それ以後の月9のバラエティなジャンルの先駆け的な存在とも言える。
失恋を癒すため海へたどり着いた元オリンピック競泳代表候補の桜井広海（反町隆史）、一方仕事でミスを犯し干された挙句海にたどり着いた鈴木海都（竹野内豊）。出会うはずのない二人が寂れた民宿「ダイヤモンドヘッド」で出会ってしまう。
頑固者である経営者和泉勝（マイク真木）と孫娘真琴（広末涼子）が切り盛りするこのダイヤモンドヘッドで二人は忘れかけていた感情を取り戻すが、そんな折、真琴の母親から嘆願され、勝は真琴を説得し、民宿をたたむ決心をする。広海と海都もいなくなり、母親と暮らすことを決めた真琴だったが、再び戻ってきた広海と海都を巻き込みダイヤモンドヘッドを再会しようとする。恋愛あり、青春あり、多彩な出演者が彩るザ・夏のドラマです。
放送：1997年7月7日-9月22日（12回）/月曜日21:00-21:54（54分）
出演：反町隆史/竹野内豊/広末涼子
脚本：岡田惠和
演出：石坂理江子/澤田鎌作/木村達昭
プロデューサー：亀山千広/高井一郎
主題歌：反町隆史 with Richie Sambora『Forever』
第24位 HERO
その後第2弾、そして2つの劇場版と、シリーズ展開されることになったキムタクの代表作といっていい法廷ドラマ。型破りで正義感に溢れる久利生公平（木村拓哉）と、一見真面目だがどこかとぼけたところがある九利生付きの検察事務官、雨宮舞子（松たか子）が様々な事件の解決に挑んでいく。互いに憎しみあい、協力することを好まない東京地検城西支部の面々も結局は久利生の熱さに負け協力してしまう。それぞれがいい味を出し、スピンオフドラマが制作されるなどキャラが立っているのが特徴的なドラマと言える。キムタクが来たダウンジャケットが大流行したり、最後まで謎のバーの店長の「あるよ！」という名言も記憶に残る名作。
放送：2001年1月8日-3月19日（11回）/月曜日21:00-21:54（54分）
出演：木村拓哉/松たか子
脚本：福田靖
演出：鈴木雅之
プロデューサー：石原隆/和田行
主題歌：服部隆之『HERO』
第23位 教師びんびん物語
平均視聴率22.1%、最高視聴率24.9%を記録し、田原俊彦が歌う主題歌「抱きしめてTONIGHT」も大ヒットした、日本中が大熱狂したフジテレビの名作ドラマ。教員歴3年の徳川龍之介(田原俊彦)はある日、銀座第一小学校に赴任してくる。性格は悪く言えば単純バカ、よく言えば純粋な、典型的熱血漢。生徒にもまっすぐ接し、次第に生徒の信頼を得ていく。大家に立ち退きを求められている龍之介は超豪華マンションで一人暮らしをする榎本(野村宏伸)のもとに強引に居候する。次第に龍之介を慕う榎本と龍之介は目の前に立ちはだかる様々な問題に、熱意を持って取り組んでいく。
放送：1988年4月4日-6月27日（13回）/月曜日21：00-21：54（54分）
出演：田原俊彦/野村宏伸
脚本：矢島正雄
プロデューサー： 柴田徹/上木則安/中山秀一
主題歌：田原俊彦『抱きしめてTONIGHT』
第22位 眠れる森
「記憶だけは殺せない」という名コピーが話題となった木村拓哉と中山美穂が主演の「木曜劇場」として放送されたドラマ。植物園で働く大庭実那子（中山美穂）は、3ヶ月後に恋人である濱崎輝一郎（仲村トオル）と結婚を控えていた。実那子は自分では幼い頃に両親と当時大学生だった姉を亡くしたと思い込んでいるが、本当は15年前に起こった「市議会議員一家惨殺事件」の生き残りだった。警察は事件の容疑者として実那子の姉である貴美子（南美穂）と当時恋人関係にあった国府吉春（陣内孝則）を逮捕した。
ある日、実那子は事件後にもらった「15年目の手紙」を見つけ、差出人が住む「眠れる森」に向かう。そこで待っていたのは事件のすべてを知る謎の男、伊藤直季（木村拓哉）だった。時を同じくして出所してきた国府は誰かに復讐を誓っている。不審な行動をする人物がうごめく中、実那子の消えた記憶と惨殺事件の真実が明らかになっていく。
放送：1998年10月8日-12月24日（12回）/木曜日22:00-22:54（54分）
出演：中山美穂/木村拓哉
原作：野沢尚
脚本：野沢尚
演出：中江功/澤田鎌作
プロデューサー：喜多麗子
主題歌：竹内まりや『カムフラージュ』
第21位 ショムニ
社会現象にもなったショムニ。江角マキコ扮する千夏の「本当にトップに立つヤツは、金のためになんかチマチマ働かないってことよ」「自分をごまかしてまでする仕事がそんなに好きなら、それでいいんじゃない？ でもね、後悔するのは自分だよ」などビジネスマンなら誰もが共感する名言が次々と飛び出し、日本国中の胸を打った。
満帆商事総務部庶務二課は、通称「ショムニ」と呼ばれ、会社中のOLの掃き溜めとかしていた。しかし「女の価値は男の数」と言い切ってしまう坪井千夏（江角マキコ）を中心に、ショムニのメンバーが上下関係や日本に蔓延する旧態依然とした価値観に囚われている男社会に切り込み、情けない男たちをバッサバッサと切っていくのが何とも心地良い。
事務服に三脚を肩から掛ける姿がこれほどまでに似合う女性はいないのでしゃないでしょうか。
放送：1998年4月15日-7月1日（12回）/水曜日22:00-22:54（54分）
出演：江角マキコ
原作：安田弘之
脚本：高橋留美他
演出：鈴木雅之他
プロデューサー：船津浩一
主題歌：SURFACE『それじゃあバイバイ』
