石川五ェ門
とにかくバッサバッサとなんでも斬ってしまう現代のお侍さん。五ェ門のモデルは安土桃山時代に実在したと言われている天下の大泥棒であった石川五右衛門で、ルパン作品の中では13代目の末裔となっている。
石川五ェ門といえば、愛刀・斬鉄剣でどんなものでも斬り、「また、つまらぬものを斬ってしまった」というセリフが有名。石川五ェ門の手にかかれば、車や銃弾のみならず、ダイヤモンドやヘリコプターまでなんでも真っ二つ。なので個人的には、石川五ェ門がルパンシリーズに出てくる登場人物の中で最強だと思っている。そんな超お強い五ェ門だが、女性にはめっぽう弱く、お色気で誘惑されると狼狽してしまったりする。
峰不二子
ルパンファミリーの紅一点。ボン・キュッ・ボンのパーフェクトボディーを持ち、どんな男も手玉にとる悪女。お金や財宝のためならば、ルパンと敵対する組織にも平気で味方をしてしまう。しかし、不二子に裏切られてもルパンは決して怒らない。不二子もそれに甘えて何度もルパンを裏切る。1979年に劇場公開された「カリオストロの城」では不二子とルパンは昔、恋人関係だったという話が出てくるが、いまのルパンと不二子の関係は逆に恋人だった時以上に信頼し合っているのではないかと思えてくる。